71 ページ21
小山side
まっすーから聞いて、俺も仲直りしなきゃと
改めて思った。すると、まっすーが俺達が謝る
時間を与えてくれた。だから俺は隣の部屋に
行った。
ガラガラッ
小「失礼します。…A、あの時は本当にごめん。アリサの付いた嘘なんかに惑わされて、あの時Aはやってないって言ってたのに俺だけでも味方になってれば…こんな辛い思いすること無かったよな…。うぅっ…それに、ショッピングモールで会った日、実はみんなで明日謝ろう。っていう話になってたんだ。でも、あんなに楽しそうに笑うAを見るのなんて久しぶりで…グスッ…今考えればすぐ分かることなのに…ヒック…なんていうか、その…本当にごめん。許さなくてもいい。ただ、この思いは伝えておきたくて…ヒック」
貴「いいよ。」
小「…え?」
貴「貴久にも言ったけど、そんな昔のことはもう気にしてないし。ただ…何を話したらいいのか分かんないし、不安な自分が居ただけ。」
小「グスッ…ほ…んと?」
貴「うん。本当。」
俺は嬉しさの余り、Aに抱きついた。
小「うぅ…Aーー!(ギュッ」
貴「わわ!ちょ、小山くん…離して…笑」
小「やだっ!」
貴「何でよ!笑」
小「Aが小山くんって呼ぶから。慶一郎って呼んでよ…。」
貴「慶一郎」
小「ふふ、なーに♡」
貴「離して?」
小「んぅ…わかったよ。」
貴「ありがとう、」
小「こちらこそ!これからもよろしくね!」
貴「うん、よろしくね」
小「もぉ、A大好きー♡(ギュッ」
貴「ありがとう!慶一郎」
小「うん!じゃあ、俺戻るね!」
7人がお気に入り
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久瑠実 | 作成日時:2018年4月15日 22時