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小山side


まっすーから聞いて、俺も仲直りしなきゃと

改めて思った。すると、まっすーが俺達が謝る

時間を与えてくれた。だから俺は隣の部屋に

行った。

ガラガラッ

小「失礼します。…A、あの時は本当にごめん。アリサの付いた嘘なんかに惑わされて、あの時Aはやってないって言ってたのに俺だけでも味方になってれば…こんな辛い思いすること無かったよな…。うぅっ…それに、ショッピングモールで会った日、実はみんなで明日謝ろう。っていう話になってたんだ。でも、あんなに楽しそうに笑うAを見るのなんて久しぶりで…グスッ…今考えればすぐ分かることなのに…ヒック…なんていうか、その…本当にごめん。許さなくてもいい。ただ、この思いは伝えておきたくて…ヒック」


貴「いいよ。」


小「…え?」


貴「貴久にも言ったけど、そんな昔のことはもう気にしてないし。ただ…何を話したらいいのか分かんないし、不安な自分が居ただけ。」


小「グスッ…ほ…んと?」


貴「うん。本当。」


俺は嬉しさの余り、Aに抱きついた。


小「うぅ…Aーー!(ギュッ」


貴「わわ!ちょ、小山くん…離して…笑」


小「やだっ!」


貴「何でよ!笑」


小「Aが小山くんって呼ぶから。慶一郎って呼んでよ…。」


貴「慶一郎」


小「ふふ、なーに♡」


貴「離して?」


小「んぅ…わかったよ。」


貴「ありがとう、」


小「こちらこそ!これからもよろしくね!」


貴「うん、よろしくね」


小「もぉ、A大好きー♡(ギュッ」


貴「ありがとう!慶一郎」


小「うん!じゃあ、俺戻るね!」

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作者名:久瑠実 | 作成日時:2018年4月15日 22時

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