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雷鬼 ページ36

案内された洞窟には骸骨の山が積められていた
それを足場になんとか敵を探す
その間に作戦を頭の中でひねった


『蛟龍は水に強いけど
流石に海の王相手じゃね…
そもそも水の中にいるのに
使ってるから無理だし』
ここは海の中蛟龍を纏って
なんとか呼吸ができているのだ

(相手が水を操るなら
それを利用すればいい…か)

『……っ!この気配』

呪海王【なんだぁ?オンナかぁ?】
体が水のようにうねうねと動く

『おいでなすったわね』
念の為海王に貰った薙刀で斬り込むが
水でできているのか全く斬れない

(水に囲まれたら鞍馬の風も効かない)


『………あ』

どくんっ



『…おいで雷鬼、伊吹』


伊吹【俺の可愛いお嬢を攻撃するやつは
伊吹様が許さねぇ】

現れたのは黒の2本の角を生やした鬼
髪は黄金で長い髪がサラリと揺れる
背中に金棒を背負っている

『君で4人目だね』

伊吹【あいつ泣いてるぞ早く思い出してやれ】

『な、泣いてる!?ごめんって謝っといて伊吹』

伊吹【その前にこいつだな】

呪海王【ヘンナ男イラナイ】

と言って腕を伸ばし伊吹を鷲掴みにする

『伊吹!』

伊吹【そのまんま掴んでろ間抜けが】

伊吹の体から光、否雷が放電する
水でできた体は直ぐに形を維持できなくなる

『やったぁ!ありがとう伊吹!』

伊吹【どうってことねぇさ…っお嬢!!】

『えっ?』

粉々になった水が鋭利な矢となって
Aを攻撃する


『…っ……?』

「ハァッ間に合った」

『悟……!』

「怪我は?」

『ないよありがとう』

伊吹【礼を言うぜガキんちょ
ていうかここ水の中だぞどうやって
ここまで来た?】

「誰がガキんちょだ
無下限だよ水も弾くから
流石に探すのに手間取って
長時間使ってるから疲れたけど」

伊吹【この時代には可笑しなヤツがいるなぁ】
ケラケラと笑う

『そうだ女の人たち…!』

海王【もう陸に送ったよ】

ばっと悟がAを背中に隠す

海王【何もしねぇよ礼言いに来たんだ
ありがとなA、いや桜夜も】

『…!!!』

シュルっと紐を外す

『気づいてたのか相変わらず嫌なやつだな』

海王【最初からな
だから嫁にしようと思ったのに】

「はぁ!?」

海王【このガキがうるせぇんだよ】

『Aはやらん』

海王【お前もかよわかってる元気でな】

『……お前もな』

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設定タグ:五条悟 , 呪術廻戦   
作品ジャンル:恋愛
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くるみるく(プロフ) - プスメラさん» 初コメありがとうございます!オチはもちろん五条悟オチです! (2021年3月8日 22時) (レス) id: cd484d4eee (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - くるみるくさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月8日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:くるみるく | 作成日時:2021年3月7日 22時

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