迷い森 ページ29
もうすぐ日も暮れて
旅館行きのバスに向かうはずなのだが
「なんか先生焦ってるね?」
『…そうだね』
Aは少しだけ耳がいいので
先生たちの会話に耳を傾けた
「ええ、…」
「…三人の…え、不明」
「警察に…らく」
『…!!…悟!』
「どうした?」
『こっち来て』
人気のないところまで来ると
『隣のクラスの子が三人行方不明
だって』
「あの距離で聞こえてたのかよ
…十中八九呪霊の仕業だろうな」
『助けに行こう!』
「いや、あいつもいるし大丈夫だろ」
『あいつ?』
「…とにかく他の術師が来てるから
ヘーキだって」
『でもなんか五月蝿くて』
「何が?」
『私の中にいる妖があっちに行ってって
言ってるの
新しい力が使えるかもしれない』
「見たところこの前祓ったやつよりは
手強いやつうじゃうじゃいるけど」
と言って山を見る
『…強くならなきゃだめなの
お願い悟』
「っはぁ〜わかったよ」
『!!ありがとう悟!』
思わず腕に抱きつくと
悟の顔は茹で蛸みたいになった
直「あぁもうしつこいな」
(こんな数おるなんて
聞いてへんねんけどなぁ)
攻撃を匠に躱し祓っていく
(…声?)
ぴくりと反応し後ろを向くと
三本の腕で3人の女の子を掴んでいる
一級呪霊
(えらいでかいなぁ
3人かばったら面倒やわ)
直「まぁええわ去ねや」
『ちょっと待ってください!』
「!!」
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くるみるく(プロフ) - プスメラさん» 初コメありがとうございます!オチはもちろん五条悟オチです! (2021年3月8日 22時) (
レス) id: cd484d4eee (このIDを非表示/違反報告)
プスメラ - くるみるくさん初めまして、この小説は五条悟オチですか？できれば五条悟オチでお願い出来ますか？続き頑張って下さい。応援してます。 (2021年3月8日 18時) (レス) id: 8685377221 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみるく | 作成日時：2021年3月7日 22時
