華麗なる言い逃げ ページ18
撮影所に到着すると、直ぐにメイク室に案内された
ジェ「ここに座ってちょっと待っててね」
A「はい。」
ジェジュンさんは一旦その場を離れてしばらくしてからヘアメイクさんらしき女性を連れて戻ってきた
ジェ「それじゃあよろしくお願いします」
スタッフ「分かりました。」
ヘアメイクさんの方に体を向けていたジェジュンさんがこちらに振り向いた
ジェ「じゃあAちゃん、俺はこのまま撮影に行ってくるね」
A「あ、はいっ 行ってらっしゃいませ…」
そう…だよね…
ジェジュンさんはこれから撮影なんだし、髪がほどけるまでずっといてくれる訳じゃない
そんなこと分かってるけどやっぱり少し残念だし寂しい…
あ、いけないいけないっ
寂しいとか何様っ！！
ジェ「ん、どうしたの？笑」
A「え？」
ジェ「いや、ワンちゃんみたいにブルブルって首振ってたから(笑)」
A「え！？あぁっ、何でもないです！！」
うわぁ…これは恥ずかしい…
絶対挙動不審の変なやつだと思われたっ…
ジェ「そうなの？(笑) あ、そう言えばAちゃんこの後予定無いんだったよね？」
A「はい。」
美容室に行くつもりじゃなければそのまま帰ってたし
その美容室も結局電話できなかったしね…
ジェ「よかった。じゃあ俺が撮影終わるまでここで待ってて！早く終わらせるから！」
A「えっ？なんでっ…」
ジェ「じゃあまた後で！」
私が言い終わる前に食い気味にかぶさる声
そのままジェジュンさんは慌ただしい様子で部屋を出ていった
A「言い逃げ……」
スタッフ「プッ」
私の漏れてしまった心の声にヘアメイクさんが吹き出した
坂井「見事な言い逃げでしたね(笑) 私はヘアメイクの坂井です。Aさん…でしたよね？よろしくお願いします！」
A「はいっ こちらこそよろしくお願いします。」
挨拶をし終えると、早速ほどく作業にとりかかる坂井さん
少し痛い…けど、そんなことも言ってられないよね
それよりジェジュンさんはどうして待っててって言ったんだろう
髪をほどいている間その疑問だけが頭の中でグルグルと回っていた
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くるみ(プロフ) - haruさん» ありがとうございます(;-;) しばらく更新できていなかったのですが、徐々に更新していきますのでよろしくお願いします(*^^*) (2018年7月25日 21時) (
レス) id: 30844e93c8 (このIDを非表示/違反報告)
haru - はじめまして。ジェジュンがイメージ通りで楽しく読めました(^-^)続き楽しみに次章いきます(^-^) (2018年7月16日 19時) (レス) id: eb7bf17f94 (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - ヒマリンさん» はじめまして！嬉しいお言葉いただきましてありがとうございます^^亀更新ではありますが、引き続き暖かい目で2人を見守ってくださいませ(*'ω') (2018年3月18日 19時) (レス) id: 30844e93c8 (このIDを非表示/違反報告)
ヒマリン(プロフ) - いろいろ読んでますが、うん！面白いです！これからの二人どうなるのかな？イナさんの存在も気になります！ (2018年3月18日 18時) (レス) id: e4bf200def (このIDを非表示/違反報告)
くるみ(プロフ) - yuuka*さん» はじめまして！素敵なコメントありがとうございます…なんだか嬉しすぎて泣きそうです(笑)やる気が湧いてきました！yuukaさんの為ならエンヤコラー！と、まぁこんな単純な作者ですが引き続きよろしくお願い致します(:D)┓ (2018年1月15日 18時) (レス) id: 30844e93c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるみ | 作成日時：2017年12月29日 22時
