デートだねっド緊張/ ページ12
ランチとお買い物して楽しかったな。
もちろんヒカリエの地下も行ったよ。色んなデザートに目移りしたけど買わなかった(笑)
最寄り駅まではたくみんが送ってくれた。
石「あんまり遅いと親になんか言われるんだろ？」
A「いや門限とかないけど一人暮らしだからさ。でもあまり夜は遅くない方がいいよって言われた。地元出るときに。」
石「そっか〜。今日は何が一番楽しかった？」
A「え〜選べきれないよ〜全部じゃダメ？」
石「いや全部でもいいけど・・・。」
A「あのさ、鉾田市のこと何もわかってなかったの。ごめんなさい。」
石「まぁマイナーな町だし漢字も難しいべ。仕方ないよ。」
A「今度は鉾田市のこといっぱい調べとくね。でもいいよね〜実家がメロン農家なんて売れ残ったメロンは家族で食べるんでしょ？」
石「そうだよ。鉾田市のメロンうまいぞ〜。」
A「長野県だってリンゴがあるんだから負けないもんっ！」
石田ああ〜そうやって拗ねてるとこかわいい♥
石「別にメロンで釣ってる訳じゃないけどAちゃんが俺のこと選んでくれたらメロン食べさせてやるべ。」
A「本当にいいの？なんか嬉しいな。」
石「長野のリンゴもいおいしいそうだね。」
A「私はしなのスイートってのが好きなんだ。」
石「いいね〜。おっ、気づいたらもう夕方じゃん。」
A「本当だ。夕日がきれいだね。あの歌みたく。」
石「本当だな。」
私の最寄り駅に着いて別れることになった。
石「今日は本当に楽しかったべ。ありがとう。」
A「私の方こそ楽しかったよ。ありがとう。」
彼が車に乗って行ったのを私は手を振って見送った。
なんなら週刊誌に撮られてもいいし。
ちゃんと決着がつたらメンバーには正式に報告しようっと。
それにしても緊張しちゃったな。手も繋がなかったけど隣で歩いてるだけでなんか変な汗出ちゃったし。
気づかれちゃったかな？まぁいいか。
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作者名：アレグレット・マホーンズ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年1月2日 20時
