これはバトル？ ページ2
洲崎さんもつーじもダンスは最高の出来だったと振り返っていた。
たくみんのDJの技やパーマさんのシンセサイザーもお見事だった。
こうして私達の初舞台は終わった。
A「お疲れ様でした。」
私達はステージを後にする。この日は男性陣も１日仕事を開けてくれてTHE MUSIC DAYのために挑んでくれた。午前中はダンスの確認と全体の確認やリハーサル。衣装チェックと大忙しだった。
私は今回のためにシンデレラを意識したネイルをつけてもらい衣装もシンデレラっぽくしてもらった。
キラキラの水色と白のラメの入ったミニドレスにハイヒールを履いて。
男性陣は王子様風の衣装でそれぞれが決めて挑んだ今回の舞台。お客さんも桝アナも岩本アナも楽しんでくださり嬉しかった。
私はやり切ったと思った。すべてを出し切った後には課題が一つ・・・・
つーじとたくみんの返事に応えなくちゃいけない。どうしよう・・・。
洲崎「お疲れ様でした。」
パーマ「うまくいってよかった〜お疲れ様でした。お先に失礼しまーす。」
A「お疲れ様です。」
辻「Aちゃんもお疲れ様。今日もうまくいったね。」
A「あっうん。そうだね。お疲れ様・・・。」
石田「お疲れ様でした。あっ、そうだべ。今度カラオケバトルの番組出るから見てほしいんだけど〜。」
A「そっか。たくみん歌うまいもんね。頑張ってね！」
石「芸能人の歌うま大会だってさ。絶対優勝してくるから！そしたら答え聞かせてくれ。」
A「うん、それまでには考えておくね。」
辻「なんですかそれ？」
石「なんですかってなんだべ？ああ〜言ってなかったっけ？実はこの間、Aちゃんに告白っつーかやんわりとな言ったんだけど。」
辻「はぁ？いや待ってくださいよ。それなら俺の方がちゃんと告白したんだし。」
石「おめえにはAちゃんとどんな絆があるんだべ？一緒にダンスしただけだべ。くっそ〜背が高くて頭が叩けねえ〜届かん！」
そっかつーじの身長183だもんね。そりゃそうだよね。
石田「俺には一緒に歌ってきた絆があるしもう一曲の新曲だってAちゃんが俺のためにわざわざ歌詞書いてくれたんだし。Aちゃんと手をつなぐのは俺の方だべ。」
辻「いや、俺の方だね。後ろでDJ？いやいや俺はAちゃんと息ぴったりのダンスを横で披露してるんだしだいたいさぁ〜。」
A「ちょっと２人ともやめてよ。」
これ少女漫画のシーンのやつじゃん。どうしたらいいの〜？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アレグレット・マホーンズ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2022年1月2日 20時
