助かるわbyくるみ ページ8
私は青木さやか。シングルマザーで旅館で料理人やってるの。この旅館はありがたいことに産休や育児休暇が効いたからよかったわ。
うちの娘は4歳で私が旅館で働いている間は保育園に預けているの。
朝は7時に起きて支度したり朝食済ませたら娘を保育園に送っていってそれから私は旅館に行くの。
他の料理人は先に来ていて朝食バイキングのメニューを作ってくれてあるからお礼を言ってあとはバイキングの料理がなくなりそうなら作り置きしておくわ。
終わったら大量のお皿洗いと夕食のメニュー決め。
女将さんにメニューをチェックしてもらって許可が下りたら作っていくのよ。
私はサラダとお菓子作り担当なの。
青木「やっぱ見栄えって大事よね。今日はプリン作ろうかなぁ。そうなるとカラメルが下にくるのかぁ。なんとかしないと。」
試行錯誤を重ねて作り、他の料理人にも試食してもらった。
水田「味はええんやけど。プリンの上になんか乗せないと。」
馬場「お客様は写真撮っていきますからね。それをSNSに載せるとなればインスタ映えなんか必須ですからね。」
青木「ですよねぇ。」
元々料理が好きだった私は調理の専門学校で学び、調理師免許など料理に関する資格を様々取った。
そしてお昼を挟み、また仕事に取り掛かる。お昼は3人で交代してまかないを作る。しかも社員さん全員のだ。
庭師さんに女将さん、フロントスタッフさんなど量が多い。
なんか給食のおばちゃん的な?
そして午後4時に一旦旅館を抜けるべく支配人の大久保佳さんに電話。料理人2人にも声をかけて外に出ると娘のお迎えに向かった。
しばらくして旅館に戻り事務所を訪ねる。
青木「いい?ここで大人しく遊んでるのよ。中にお兄さんいるから何かあればお兄さんに頼むのよ。私は厨房で料理作ったりして忙しいからね。」
娘「うん、わかった。ママもがんばってね。」
青木「毎度すみません。娘のことよろしくお願いします。」
バカリズム「いいですよ。いつもいい子で遊んでますから。それに僕は向かい側なんで娘さんの様子見ときます。」
土田「青木さんは仕事に専念しててください。愛花ちゃん、トレイ行く時は申し訳ないけど男子トイレでもいいかな?僕らは女子トイレ行けないからさ。」
娘「うん、いいよ。わたしえをかいてるね。」
バ「紙とクレヨンならあるから貸してあげるね。はい。」
娘「ありがとう。」
仕事が終わると娘と帰宅する。私はほぼ毎日こんな日々を送っている。みんなありがとう!
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作者名:くるみかん | 作者ホームページ:http://fbeba8bbe8
作成日時:2020年7月29日 19時