迷子ちゃんを探せ!byくるみ ページ21
この日の仕事がうまく行き私が鼻歌を歌っていると青木さやかさんが慌てて走って来た。
大久保「どうしたんですか?何か不具合でも?」
青木「すみません。娘がいないんです。どこ行っちゃったんだろう?」
大「それは大変だわよ。保育園の送り迎えは行ったんですか?」
青「はい…送り迎え終わって旅館に戻って…来たんです。事務室にいつものように…預けて私は厨房に戻ったんですけど、そしたら、ピッチより…升野さんから連絡あってー。」
青木さやかさんは息切れしながら話してくれた。やっぱりお母さんだもんね。心配するよね。
するとしばらくして升野さんもやって来て事情を説明してくれた。
バカリズム「本当にすみません、ちょっと目を離した隙にどこかに行ったみたいで。旅館内だといいんですけどね。僕の横の机でおとなしく絵を描いているからいいかとパソコンに目線を移して作業していたんです。そしてふと隣を見ると娘さんいなくて〜土屋さんにも聞いたんですけどわからないって言われてしまって。土屋さんもパソコンで作業してたからですかね?
でも人様の子供預かっておきながら申し訳ないー、本当にすみませんでした!」
大「事情はわかったわ。娘さんは女将達で旅館内回って探しておきますから。塙さんにも探してもらいますし、青木シェフは厨房に戻って仕事してください。それで娘さんの服装とか髪型とかわかりますか?」
青「2つ三つ編みにピンクのリボンのついたジーパンを履いてました。上は黄色のトップスでクマの絵が描いてあります。お騒がせしてすみません。」
ゆめっち「話は聞きましたよ!見つかりましたら連絡しますね。」
田辺「でも仕事に戻ったって無理なんじゃないかな?だってお母さんなら心配だから仕事に手なんかつかないですよね?私なら仕事どころじゃないです。」
青「でも大久保女将の言う通りです。私は仕事に戻るんであとはお願いします。」
それから青木さやかさんが仕事に戻ったあと懸命に娘さんを探した。
升野さんまで協力してくれることに。
バ「愛花ちゃーん!?」
ゆ「まなかちゃーんどこ?」
A「お母さん心配してるよー!愛花ちゃん?」
大「お願いだから出てきて頂戴。」
田「おーい!まなかちゃああんー?」
塙「どこですか?」
一体どこに行ったんだろう?最悪な事態は避けたいな。それに青木さやかさんの娘さんを思う気持ち十分伝わったからね!絶対探すぞ!
とは言うものの見つかる気配しないんですけど?どこいったのぉー?
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作者名:くるみかん | 作者ホームページ:http://fbeba8bbe8
作成日時:2020年7月29日 19時