私は女将一年生byくるみ ページ2
私の名前はAA。
私が女将の仕事を知ったのは短大に入学した時だ。元々、地元に貢献したいと思い観光科で学んでいる時に先生から紹介してもらった。
そこから興味が湧いて色んな旅館の面接を受けた。
そして短大卒業と共にとある旅館に合格となった私は晴れて女将となったのだ。
A「ここかぁ。」
この旅館は地元にありながらあまり知らなかったのは心残りだけどこれから女将頑張るんだ!
旅館:望台の湯
掛け流し温泉が有名らしい。私は門をくぐり旅館の中に入った。
大久保「いらっしゃい・・・ああ、なんだ。面接に来てたAさんね。裏口から入ってよー!」
A「すみません。裏口がどこかわからなかったので。」
大「それとあんた着物は?」
A「着物ですか?」
大「持ってないの?女将の基本なのに。あちゃーっ!先が思いやられる。」
A「すみません。着物は持ってなくて。」
大「いいわよ。ここの貸してあげるから。その代わり汚さないでちょうだいよ。ってことは着付けできないの?」
A「ごめんなさい。わからないので教えてくださいませんか?」
大「はいでたー!新人のかまってちゃんアピール!教えるから来てちょうだい!次からは自分でやるのよ。いいわね。」
A「ありがとうございます。わかりました。」
大「失礼、自己紹介が遅れたわね。私はここの支配人と女将をやってる大久保佳代子っていうの。あなたは履歴書で名前覚えてるけどAAさんでいいわよね?」
A「はい、そうです。」
着物を着付けもらい髪の毛も結ってくれた女将さんは満足そうに言った。
大「仕事を覚えてもらう前に旅館の中を案内するからついてきてね!あとトイレに行きたい時は女将ルールで自分の太ももを指でさしてちょうだい。わかったかしら?」
A「わかりました。」
大久保さんに旅館の中を案内してもらった。案内しながら職員さんや女将さんを紹介してくれた。
大「今日から新人女将が配属になりました。みんなも自己紹介してくださいね!」
ゆめっち「私の名前はゆめっちよ。よろしくね!」
田辺「やっほ〜私は田辺智加っていいます。よろしくね!」
2人の女将さんはかわいい印象で一緒に働いたら楽しくなりそうだな。
そしてこの日は大久保さんの仕事について学んだ1日だった。
大「1ヶ月は私と一緒に仕事してもらうわね。そこから3ヶ月はお試し期間だから仮採用よ。3ヶ月後に認められれば本採用だから頑張ってね!」
よし、頑張るぞ!
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作者名:くるみかん | 作者ホームページ:http://fbeba8bbe8
作成日時:2020年7月29日 19時