僕ってどうかしてるのかな？ ページ8
ゆいP「後藤君、そろそろ休憩入っていいわよ。」
後藤「わかりました。休憩入りますね。」
僕はA勤の藤野先輩の指示で休憩に入ることになった。
休憩室でため息をついてベンチに座った。
するとそこに宮本医院長がやってきた。
ガラーッ。
宮本「失礼！おや、後藤君じゃないか？」
後「あっ、宮本医院長お疲れ様です。はぁー。」
宮「ため息なんかついてどうした？」
後「いや、その。」
宮「僕でよければ話を聞こう。」
後「そうですね。宮本医院長なら見てましたもんね。それが最近、自分の感情がおかしい気がするんです。」
宮「おかしい？どんな風に？」
宮本医院長が自動販売機で買ってきた缶コーヒーを僕に渡して座った。
後「これを僕に？いいんですか？」
宮「飲みたまえ！これはおごりだからお返しとか気にしないでくれ。」
後「ありがとうございます。それが自分がどうかしてるっていうか。この間、脇屋敷さんが夜勤で僕が遅番だった時にちょっとしたハプニングがありまして、ナースコールが鳴ったんでその部屋に入ったらベッドの下から人の手が出てきてびっくりして気がついたら2人で抱き合ってたんですけど、あれはやばかったですね。ドキドキより恐怖が最初に来たんですけど、よく考えたらやっぱりドキドキしてたのかな？って。あの時の居酒屋で脇屋敷さんに返事を待ってもらうように言ったじゃないですか？」
宮「ああ、そんなこと言ってたね。」
後「それからずっと考えてたんですけど、好きだってことを女性から言わせちゃいけなかったんですよね。だから待って欲しいって僕が言ったんです。覚悟が決まったら僕から告白しようって。でも自分の感情がおかしすぎてなんなのかわからなくなって。自分のプライドが邪魔しててなんでなのぉー？ってなるんですよ。」
宮「後藤君！君は大事なことに気づいてないんじゃないかな？」
後「大事なこと・・・ですか？」
宮「そう、君は脇屋敷さんに恋してるんじゃないかな？」
後「ええ？僕が？うそぉーん。」
僕は自分の頬に手を当ててみた。
宮「これまでのことを思い出すといいよ。だってハプニングにしても抱き合ったんだろう？その時のドキドキがなんだったのか今一度考えた方がよさそうだな。好きなら好きだとはっきり伝えることだね。さもないと誰かに取られた後じゃ手遅れになるからな。健闘を祈る！頑張ってくれ。それじゃあ失礼！」
後「僕が脇屋敷さんのことが好き？うん、考えただけで緊張してきたな。よし、頑張ろう。」
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kurumikan212(プロフ) - 莎李槻さん» おおー！すみません。訂正しようと思ってたんですよ。ご指摘ありがとうございます。 (2019年6月23日 21時) (
レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
莎李槻(プロフ) - あの……山田さんと洲崎さん反対ですよ……金髪が山田さんで黒髪が洲崎さんですよ (2019年6月23日 18時) (レス) id: 09881749e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレグレット・マホーンズ | 作成日時：2019年6月9日 9時
