2回目の夜勤も恐怖だった！？ ページ4
A勤の誠子先輩が帰ったあとは後藤君と藤野先輩と3人となった。
ハプニング何も起きませんように！って思ってたら8時にナースコールが重なった。
ゆいP「脇屋敷さん悪いわね。300号室お願いね。私は214号室行ってくるから。」
A「あの、藤野先輩？」
ゆいP「それじゃあ頼んだわよ。」
A「ちょっと。はぁー、藤野先輩行っちゃったし。」
後藤「早く応対してくれば？」
呆れ顔の後藤に私は下がるように腕を掴んだ。
A「お願いだから一緒に行ってよ。あそこの病室怖いんだよね。前も変なことあったし。お願い！」
後「仕方ないなぁ。ってかそんなにひっつくなよ。ほら、行くぞ。」
私は恐る恐る後藤君と300号室まで階段を駆け上がった。
後「ほら着いたぞ。ここまで来れば一人で行けるだろ？」
後藤君が病室の入り口で腕を組んで言ったのを私は首を横に振った。
後「なんだよー。たっくー、誰もいないじゃんかよ・・・誰も？じゃあさっきのナースコールは？」
A「前もここでナースコールが鳴った時、変なことがあったんだよね。後藤君の時は変なことなかった？」
後「僕の時はなかったと思うけどな。おかしくね？誰もいないじゃん。それとも気のせいだったとか？何もないなら行くぞ！」
A「うん。」
私が頷いて後藤君と病室を後にしようとした時だった。
A「ねぇ、後藤君！あっ、あれ見てよ。」
後「何だよー？うわぁあ。」
A「きゃああ！」
私と後藤は叫び声を上げて気がついたら抱き合っていた。
A&後藤「ベッドの下から人の手がぁあ！？」
A「きゃあっ、」
後「バカ！これ以上大声出すなよ。患者様寝てるんだぞ！」
後藤君が手で私の口を塞いだ。
ベッドの下から人の手が這い上がってきたのを見て私と後藤君は固まった。
後藤君もびっくりして私の口から手を離した。
後「もうヤバイって。とりあえずここを去ろう。」
A「うっ、うん。」
後「あれ？何だよーおもちゃの手かよ。脅かすなって。きっと誰かの忘れ物だろ？」
A「なんだ、びっくりした。」
びっくりして腰が抜けてしまった。
ベッドの下から出てきたのはおもちゃの手だった。
後「A大丈夫？」
後&A「あっ！？」
私に手を差し伸べて起こしてくれた後の後藤君の顔が少し赤かった。
後「いっ、今のはつい！ごめん。」
A「もう、いこっか。」
私達は病室を後にしてナースステーションに向かった。
ハプニングだったけど後藤君との距離が縮まった気がした。
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kurumikan212(プロフ) - 莎李槻さん» おおー！すみません。訂正しようと思ってたんですよ。ご指摘ありがとうございます。 (2019年6月23日 21時) (
レス) id: 13c5b75118 (このIDを非表示/違反報告)
莎李槻(プロフ) - あの……山田さんと洲崎さん反対ですよ……金髪が山田さんで黒髪が洲崎さんですよ (2019年6月23日 18時) (レス) id: 09881749e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アレグレット・マホーンズ | 作成日時：2019年6月9日 9時
