1.中世ヨーロッパ ページ24
ゾフィー「ここはどこなの？」
アレック「中世ヨーロッパだよ。」
ゾ「中世ヨーロッパではどんな人が活躍していたの？」
ア「確か古の奈良の都の八重桜ー。」
ゾ「それどっからどう聞いても日本でしょ！ここがヨーロッパだってこと忘れないでくれる？」
ア「そうだったね。おや？マリーアントワネットが急いでどこかに向かうみたいだぞ！？」
ゾ「きゃー、マリーアントワネットって歴史の本で読んだことあるわ。お姫様なんでしょう？綺麗よね。でもあの髪型のセット作るのが大変そうよね。」
ア「そうだね。あれは糸こんにゃくで出来てるのかな？」
ゾ「多分違うと思うわよ。」
私達は中世ヨーロッパの時代にタイムスリップしてきた。どの景色も歴史の本で見たことのある場所ばかりだ。
ア「僕は昨日、ナポレオンに会ってきんよ。」
ゾ「凄いわね。ナポレオンは何か言ってたの？」
ア「最近、メタボになりつつあるから痩せないとって言ってたよ。タニタ食堂で。」
ゾ「何でタニタ食堂なのよ！？どんだけヘルシーになれば気がすむのかしら？いや、それより中世ヨーロッパにタニタ食堂なんて聞いたことないんですけど？」
ア「それが昨日、ここの先の角を曲がったとこのタニタ食堂で行列できてたんよ。」
ゾ「嘘でしょ？」
ア「あと体重計が馬鹿たれしてるって。」
ゾ「それを言うならバカ売れでしょ！馬鹿たれって昭和の頑固オヤジか？」
ア「本当にタニタ食堂あるんよ。よかったら食べていく？」
ゾ「私はいいや。それで他にはどんな人に会ったことがあるの？」
ア「他にはケルンのブルーノがいたんよ。It's beautiful night we're looking for something dunb to do〜♬」
れなてぃ扮するアレックが手を叩き歌い出しますがー。
ゾフィー「それ多分違う方のブルーノさんじゃないかしら？それにしても中世ヨーロッパは華やかでいいわよね。私もドレス着て見たくなっちゃったわ。」
ア「そうやね。本当は着てもらいたいんやけど時間ないからな。まだ連れて行ってあげたい時代があるんよー。よかったら一緒に行かへん？」
ゾ「是非行きたいわ。なんだか素敵な誕生日旅行になりそうね。」
ア「あの方は？」
ゾ「ええ？嘘でしょ。ルノワールだ！？それにレオナルド・ダ・ヴィンチまで。本当に凄すぎる。」
ア「ちょっと行って話してくるねん。おーい！」
ゾ「気さくに話せるとか羨ましいんですけどー？それで何で言ってたの？」
ア「ルノワールとダ・ヴィンチの2人は今スランプ状態だって。」
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作者名：アレグレット・マホーンズ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2019年5月18日 8時
