Cherry1 ページ12
クリスマスになった。仕事終わりにウェディングの準備に追われていたので束の間の休息だなと思った。
2人とも仕事終わりにやっとの休息の時間だ。
去年はイルミネーションを見に行ったけど、今年は家で過ごすことにした。
A「クリスマスおめでとう!」
この日は仕事終わりに彼がご馳走を作ってくれた。ケーキは私が作り、料理は彼が作った。
水田「せやな。おめでとう。来年もウェディング準備で忙しくなるぞー!」
A「これ、私からのクリスマスプレゼントだよ。」
水田「ありがとう。えっ?結構重いな。なんやろ?」
彼が袋からガサガサと取り出して驚いていた。
水田「体重計?」
A「本当のこと言うと傷つくのかな?って思ったけどやっぱり何でも話せる関係になりたいから、結婚式までに痩せて欲しいんだ。今も勿論かっこいいけど、若手のあごひげがあった頃の方がかっこいいなって思ったから少し痩せてくれないかな?食事は自分でなんとかできるよね?だからダンスやらない?」
水田「じゃあ毎日ヘルシーメニューやな。それでも大丈夫?」
A「私は大丈夫だよ。合唱団が来年で40周年になるから結婚式でメドレーやりたいなって思ってさ。セットリストは私が考えておくし、歌もダンスも教えるから一緒にやらない?」
水田「ええよ。毎日、ダンス練習してたら体重落ちるんかな?頑張ってみますわ。」
A「ありがとう。じゃあ、明日から練習ね!覚悟しておいてね。30曲くらいはやるかも。」
水田「30曲?多いなー。」
A「だって20周年と30周年と35周年の曲はやらなきゃだし、来年の(コーニングスペル)デビュー曲はやらなきゃでしょう?まぁ、サビだけの曲も入れておくから一緒に頑張ろうよ。」
水田「頑張るで!俺からもプレゼントな。」
A「ありがとう。ピアスだ!つけていい?」
水田「ええよ。」
彼からもらったピアスを早速つけてみた。さくらんぼの形がかわいかった。
お皿洗いは私がやってその間に彼がモフちゃんのトイレシーツを替えたり、お風呂を沸かしてくれた。
お風呂が沸く前にモフちゃんと遊んであげた。お風呂は交代で入り、入浴終わったら今年の合唱団のコンサートのDVDを見た。
水田「あやなちゃんどこにいるん?」
A「ズボンを履いた白雪姫の衣装の子だよ!ほら、あそこ!」
水田「あの子かぁ。かわええなー。俺はミニオンの女の子好きやわ。」
A「フェムケちゃんって言うんだよ。」
2人でDVDを見ていたら自然と笑顔になった。
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作者名:アレグレット・マホーンズ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org./u.php/hp/0206/
作成日時:2019年4月11日 12時