女芸人の日常3 (ページ21)

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打ち合わせ初日ページ21

この日からスケジュールを確認しあって四千頭身の3人と合同ライブに向けての打ち合わせが始まった。

れなてぃ「ほんまに申し訳ないんやけど、うちら漫才やったことなくてさ、コントでもええかな？」
都築「いいと思うよー。」
後藤「まぁ、これだけの人数だとコントがいいよね。」
A「私はスタンドアップコメディやってみたいな？」
石橋「スタンドアップコメディってアメリカとかでよくやってるやつだよね？」
後「だとしたら学園モノか家族間のやり取りとか？」
都「面白そうだねー。家族の方がよくない？女子って比嘉りんとれなてぃちゃんだけでしょ？学園モノはきつくないかな？」
石「あー、確かにね。じゃあ家族モノでいいかな？」
みんな「賛成ー！」

ってことで家族モノでいくことにした。

後「じゃあ、それぞれの役割決めようか？お母さんはわかるけど、お姉ちゃんでいく？それとも妹にする？」
石「ここで話して揉めるくらいならクジ引こうぜ。」
A「確かに揉めそう。でも都築がお父さんかぁ？」
都「えー？嫌なのかよぉー？」
A「なんとなく嫌かも。」
後「でもクジ引いたところで男性陣が女性役求められたらどうするの？」
みんな「それもあるかぁー？」
都「女装もアリじゃない？」
後「女装やりたくないな。僕なんか下手に動いたらカツラ飛びそうだもんね。」
石「まぁ、今さっきクジ作ったから一回引いてみようか？ダメなら考えよう！」

ってことでクジ引いてみる。
みんな「せーのーで！」
いっしーが作ったクジをみんなで引いた。

都「わーい！俺お父さん役だぁ。」
A「ええー？私がお母さん？」
私は都築の方をチラッと見た。
都「そんじゃ奥さんよろしくな！俺達今日から仮夫婦だぁー！」
A「仮でもなんかやだー！都築と夫婦？終わったな。」
都「そんなこというなよー。みんなは何の役だった？」
後「僕お兄ちゃん。」
れ「ウチは妹！」
石「俺は弟かな？」

A「あっ、都築！」
都「なんだよー？比嘉りん。」
早速私にベタベタくっついてくる都築！
A「この間の仮まだ返してないからさ、今度何かおごるよ。何がいいか言って？」
都「仮ってなんだっけ？」
A「ほら、私を助けに来てくれた時のー！」
都「ああ、新道先輩の件ね。うーん？じゃあ、役作りも兼ねて比嘉りんと1日デートがいいー。」
A「何でそうなるの？」
都「その時おごってよ！」
A「わかりました！いいよ。」
都築とデートだって！？マジ？