女芸人の日常3 (ページ16)

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日曜チャップリンに出演ページ16

日曜チャップリンに出演の前にロッチ先輩にLINEで新道先輩のこと報告したら、新道先輩に厳重注意してくれるって。よかったぁ。

さて、気を取り直して日曜チャップリンに出演してきた。
ハリセンボン先輩が私達を紹介してくれた。
「日曜チャップリン～♬お～チャップリン♬」

A「さて、私もキャンプ女子になろうっと。でも初めてでわかんないな。」
れなてぃ「と、お困りのそこのあなた！」
A「誰なんですか？」
れ「私のことを知らないなんて言わせないよ。このキャンプ名人のれなてぃがキャンプ女子の極意を教えてあげましょう。」
A「見るからに頼り甲斐ありそうですね。お願いします。」
れ「まずはカンテラをここに置くんやで。」
れなてぃがカンテラを木にくくりつけてあるロープに繋いだ。
A「なるほど、それで明かりをつけて照らすんですね。」
れ「いや、これはただの飾りやねん。」
A「飾りかいな？」
れ「だって火を起こすの大変でー、悪いけど火をつけてくれない？」
A「わかりました。このチャッカマンですよね？」
れ「違います。そこの木の棒を板に差し込んでもらえます？」
A「はい。ってこれ昔の人の火の起こし方じゃないですか？原始人すぎるー。」
れ「その棒をくるくる回して擦ると火が炊けるから。やってみてください。」
A「あの名人は何されてるんですか？」
れ「アリの研究やねん。砂糖運んで偉いなぁ。」
A「それ、キャンプと関係ない気がしますけどね。あっ、キャンプと言えばキャンプ料理学びたいんですよね。今時って何作るんですか？飯盒炊爨(はんごうすいさん)とかですか？」
れ「今日のキャンプ飯はこれです。よいしょっと。ちょっと一緒に持ってもらえます？」
A「えっとこれー。ってギャートルズの骨つき塊肉じゃないですか？重い！」
2人で骨つき塊肉を運んで私の起こした火の中へ！

といってもコントだから火は出てる設定です。
火が炊いてあると思って想像してご覧ください。
A「もっとお洒落な料理ないんですか？なんかフライパンみたいなので焼くのとか。」
れ「いや、これ結構お洒落なのよ。ほら、クレイジーソルトかけるとね。」
A「それかけたってお洒落にはならないですから！」
れ「焼いている間にテント張りましょうか。」
A「やっとテント張るんですね。」
れ「はいっー。」
A「どうされましたか？」
れ「テント忘れたー！」
A「どこが名人じゃ！」