女芸人の日常2 (ページ3)

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3.留守番は大混乱？ページ3

石橋:この日、両親が用事で出かけたためキングズリー一家の弟フェネックスと妹セシリアは留守番をすることになった。

A「ちぇっ、父さんも母さんも出かけちゃうし、お姉ちゃんはいとこのセーラーのとこに遊びに行って、僕ら2人だけかよー。」
れなてぃ「アンドリュー君も出かけちゃったもんね。お兄ちゃんと2人っきりか。退屈だからパズルでもしてようっと。」
A「どれ？僕が見てやるよ。」
れ「いいってば。」
コンコン！

石橋:その時玄関のドアを叩く音がした。
れ「私行って見てくるね。」
A「誰だかよく確認しろよ。父さんと母さんからは見知らぬ人は家に通さないように言われてるからな。おーい！誰だったかい？」
れ「大きなプレゼントが届いてた。」
石橋:そこにセシリアが大きなプレゼントを運んで持ってきたのでフェネッククスは驚いた。
A「誕生日でもクリスマスでもないっていうのに何だろう？開けちゃえ。」
れ「でもこれパパとママ宛なのに勝手に開けちゃいけないわ。それにここに開けたら魔力が増すって書いてあるもん。」
A「そんなこと書いてないぞ！デタラメ言わないでくれよ。」
れ「デタラメやないもん。この箱を開けたら魔力よりもっと強い聖なる光が増えるんやもん。」
A「さっきと言ってることが違うだろ！ったく誰にもらったんだよ。どんな人だったか？」
れ「えっと・・・唇がパイナップルの形で尻尾があって背中は甲羅みたいにカチカチで目がギョロッとしてて気持ち悪かった。」
A「それ、アノマノカリスだからー！この島にそんな古代生物いるわけねいだろう？ってか絶滅してるの！わかったか？」
れ「でもそのアノマロなんとかに似てたよ。」
A「似てたってどんなやつだよ？一回見てみたいけどよー。似てたって言われた方は傷ついてるぜ。謝りに行ってこいよ。」
れ「お兄ちゃんも一緒に来てよ。一人じゃ勇気出ないんやもん。」
A「やーなこった。セシリアだって小学生だし一人で行けるだろう？」
れ「お兄ちゃんのケーチ！帰ったらパパとママに言っちゃうもんね。」
A「わかったよ。一緒に行こう。まだ玄関にいるか？」
れ「うん。まだ渡したい物があるって。」

私とれなてぃは舞台袖に一旦消えました。そして戻って来て驚愕！
A「うわっ！本当だ・・・。」
れ「ほら、だから言ったでしょう？最近この島に引っ越してきたんやって。」
A「だからって引っ越しそばならぬ引っ越しパイナップルって！何故？」