女芸人の日常【ワタナベ芸人】 (ページ38)

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板倉さんとサバゲー友達になりましたページ38

翌日は仕事もバイトも休みのためサバゲーことサバイバルゲームに精を出す私！

完全フル装備で銃を構えてサバゲーの行われる敷地内へ向かった。

A「今日も相手の陣地取るぞ！」

サバイバルゲームとはチームに分かれて銃で撃ち合い相手の陣地を取り、取ったらそこに旗を立てるゲームだ。

この日もせっせと銃を撃ち込んでいたらどこかで聞いたことのある声がした。

板倉「あれー？弾切れかなぁ？」
カチカチッと銃を確認する板倉さんに思わず声をかけちゃった。

A「あのー、よかったら私の弾あげますけどインパルスの板倉さんですか？」
板倉「そうだよ。って君誰？」
A「私は比嘉Aです。ワタナベエンターテインメントで芸人やってます。」
板倉「へぇーそうなんだ。あっ、弾くれるの？ありがとう。」
私は板倉さんに弾をあげた。

バキューンバキューンと撃ち込みながら板倉さんと話を続けた。
板倉「いつから芸人やってるの？コンビとか組んでる？」
A「今年からです。フロランタンっていう女性コンビ組んでます。まだ一年も経ってないんですけどね。サバゲーやってて知ってる人なかなかいないんですよね。よかったら友達になりたいなーなんてダメですか？」
板倉「ええー？僕なんかでいいの？嘘でしょ、ちょっと待ってよ。こんな可愛い子が芸人やってるんだ？すげー。ネタとかどんな感じのやってるの？」
A「ネタはコントやってます。今年ワタナベに入ったんですけど、ロッチ先輩から一番弟子にならない？って言われて一番弟子になりました。今度7月16日に初めての単独ライブあるんですよ。でも凄く不安でー。板倉さんからのアドバイスありますか？」
銃を構えて移動しながら話している。
あっ、うちの陣地取られそう。

板倉「そうなんだ。頑張って！アドバイスねぇ。何だろ？でも自分たちが楽しく演じてないとお客さんに伝わらないからね。おもっいっきり楽しくやればいいんじゃない？まぁ、ロッチさんたちも同じ様なこと言うと思うけど。サバゲー友達になってもいいぜ。そんじゃ、よろしく。」

ああーうちの陣地取られたので負けた。
でもサバゲー終わりに板倉さんと連絡先交換したのでラッキー！
でもそんなに私って可愛いんですかね？ちょっと言われて嬉しかったな。

また一緒にサバゲーしようっと。

サバゲー終わった後って凄く汗かくな。