女芸人の日常【ワタナベ芸人】 (ページ22)

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ロッチ先輩の一番弟子になりましたページ22

その後色んなお笑いの大会に出場したが、負けっぱなし。何がいけないんだろう？と私とれなてぃが落ち込んでいると事務所のロッチ先輩達が食事に誘ってくれた。

コカド「落ち込んでたって始まらないし、ご飯食べに行こうよ。」
中岡「ご飯食べるとむっちゃ元気出るで！」
こんなテレビではまだ無名の私達に優しく声をかけてくれるなんて感謝しかありません。

って訳で只今テーブル席に4人で座ってます。ここはコカドさんの行きつけのお好み焼き屋らしいです。
コカド「ほら2人とも元気出してー。今日は俺おごるからさ食べてってよ。」
A&れなてぃ「ありがとうございます。」
店員「お待ちどうさま、豚玉です。」
生地が運ばれてくると鉄板で焼きながら話した。
コ「始めは誰だって上手くいかないんだからさ。」
中岡「僕らは最初トリオでやってたのね。」
A「そうなんですか？意外ですね。」
コ「出はワタナベじゃないんだよね。最初はNSCでジャムパンって言うトリオやってて人力舎移ってギャルソンズ組んでそっからロッチが定着したのな。」
れ「色んな所にいたんですね。人力舎はどうでした？」
コ「人力舎も楽しかったけどね。やっぱ今はワタナベだね。中岡のリアクションも活きてるからこっちで良かったな。」
A「そうなんですね。はぁー何でこんなに上手くいかないんだろう？同期のみんなが着々とキャリアが進んでるのに。」
コ「君達のコントをテレビで見たり、舞台とか行って拝見させてもらったけどさ、Aちゃんのツッコミは思い切りが足りないんだよね。」

お好み焼きを食べながらアドバイスを聞く。
中「僕が言うのも何だけど躊躇(ちゅうちょ)してない？れなてぃちゃんが体のこといじっていいって言ってるんだからさ、いっそうのこと悪口くらいに突っ込んでもいいと思うんだ。」
コ「Aちゃんのツッコミは慎重になりすぎてるんだよね。だからもっと思い切ってツッコミ入れてみたらどうかな？」
A「そうですよね。今度そうしてみす。素敵なアドバイスありがとうございます。」
コ「同じコント師だしさ、良かったら俺らの一番弟子にならない？」
れ「いいんですか？中岡先輩のリアクション術も教わりたいです。さすがキング中岡先輩ですもんね。」
中「そんなことないよー。」
A&れ「弟子にお願いします。」

堀内先輩に憧れて弟子になるなら堀内先輩がいいなぁと思ってたけど同じコンビでコント師だし、2人のとこに弟子入りした。