女芸人の日常【ワタナベ芸人】 (ページ13)

今日:14 hit、昨日:11 hit、合計:32,757 hit

ついに決勝戦へ！ページ13

ついに決勝戦のコントで私がグルメリポーターでれなてぃがお店の店主役になった。

A「みなさん、こんにちは。グルメリポーターの比嘉です。今人気のラーメン店に来ているんですが、お客さんもこんなにいっぱいですよ。早速中に入っていきましょう。」
れなてぃ「へい、いらっしゃい！」
A「こちらのお店の店主さんは女性の方なんですね。ちょっと話を伺いたいと思います。こんにちは、こちらは創業何年ですか？」
れ「うちのおばあちゃんの代から継いでるから創業60年かな？おすすめやから食べたってな。」
A「なるほど。歴史を歩んできたんですね。おすすめの一杯を教えてください。」
れ「この豚骨ラーメン美味いんやで。どや？」
A「それじゃあ、そちらでお願いします。」

れなてぃが厨房のセットの中に入り湯切りの真似をする。
れ「はい、いっちょあがり！」
れなてぃが私の座ってるテーブルに器を置いた。
A「いただきます。うーん、美味しい。麺にコシがあってー。」
れ「あっ、それウチの髪の毛入ってます。」

ぶっ！
麺を吹き出してセリフを言います。
A「何ていうもの入れてるんですか？ちょっと、じゃあ折角なのでスープを飲んでみますね。あーこってりスープがたまらなくー。」
れ「それウチの背脂入ってます。たっぷり入れといたんで美味しいんやよ。」
A「どこがじゃー！こんなの気持ち悪くて食べれないわ！っていうか背脂って何なのよ？豚じゃあるまいし。」
れ「ああ？ウチ豚の生まれ変わりなもんで。」
A「はっ？豚の生まれ変わり？そんな訳ないじゃないですかー。脅かさないでくださいってえええ、本当ダァ！」
れなてぃが後ろを向くとお尻に豚の尻尾が生えてるではありませんか？(コントだから豚の尻尾作って取り付けただけでなんだ。)

れ「ブヒー！おいら豚だブー。そのラーメンおいらのお腹の脂肪もたっぷりだよ。」

ゲホッゲホッ！
A「どうしてくれるんですか？テレビ番組の紹介で来てるのにこれ、放送にならないですよ？カメラさん一旦止まってください。」
れ「申し訳ございませんでした。代金はタダでいいんで。」
A「当たり前じゃあ！」
れ「お詫びと言っては何ですが、こちらをお持ち帰りください。」
A「これは何ですか？」
れ「豚足です。さっき厨房にいた従業員のー。」
A「従業員も豚だったんかい！いい加減にしてよ。」
こうしてコントが終わった。