芸人を目指したきっかけ ページ2
やっほー！私は比嘉A。沖縄県の大家族生まれ！
そんな私が芸人になりたいと思ったのは12歳の時だった。
2008年の当時、ドリームマッチという番組が放送されていた。いつものコンビやトリオではなく色んな事務所から集まった芸人さんの中から指名していき限定コンビまたはトリオを作り、ドリームマッチでネタを披露するものだった。
色んな芸人さんがそれぞれ相方を見つけて組む中、私は1人の芸人さんに釘付けになった。
相方決めの際に漫才か？コントか？の質問に
堀内『ジャンルで言えば歌です。』
彼はテレビの中でこう言っていた。
ネプチューンの1人というのは知っていたが彼のネタを見たことがなくどんな感じかな？とワクワクして見ていた。
堀内さんは雨上がりの蛍原さんとコンビを組むことになり別室に入りネタを作ろうとするが、腹が減っては戦はできぬ！とご飯でお腹いっぱいになってから。
蛍原『さてネタ作りましょうか。』
堀内『僕は歌がいいな。』
蛍原『歌！？本気だったんだ・・・。』
蛍原さんが唖然とする中、歌だけを必死に練習して3時間のネタ合わせは終了した。
2人がいざ舞台に立ってコントをしたけど終始ぐだぐだで堀内さんのペースに蛍原さんが巻き込まれていくという斬新なネタだった。途中から歌が始まり2人で歌うっていう。
私はこのネタを見た時に体に衝撃が走った。
A「これが本当にお笑いなの？なんかかっこいい。」
ネタが終わり、堀内さんと蛍原さんが出てきてダウンタウンさんとのトークを聞いてると鳥肌が立った。
私は夢中で見ていた。
お笑いってもっと硬いイメージだったのでびっくりだった。
「はいーどうもー！」
と2人が出てきてサンパチマイクに向かってネタを言っていくだけだと思っていたので私にとっては衝撃的だった。
そして何にも囚われず、誰とも被らない歌を選択した堀内さんがかっこよく見えたのだ。
蛍原さんに呆れられても我が道を行く堀内さんに憧れを抱き、芸人になることを決意した。
うちの家族は全員で11人。
父は漁師で母が海女さんをしている。そして9人の兄弟の中で育った。
私が芸人になりたいと両親に告げたのはそれから2年後の中学2年生の時。
うちの家族にはルールがあって女の子は高校を出たら働かなきゃいけないのである。なので今のうちに言うことにした。
最初は反対されたけどなんとか説得して高校を出たら上京していいと言われた。
これが私の芸人を目指したきっかけとなった。
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作者名：アレグレット・マホーンズ | 作者ホームページ：なし
作成日時：2018年12月3日 6時
