推し恋〜波瀾万丈恋物語5 (ページ4)

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結婚式の準備3 ページ4

この日は前撮りの打ち合わせにやってきた。
まずは日程を組んでから衣装を決めていくらしい。

みさからの提案で前撮りの衣装も作ることになったので衣装はすべてオーダーメイドだ。

前撮りはスタッフさんとも打ち合わせて5月に決まった。

日程が決まり撮影場所も横浜中華街や赤レンガ倉庫で撮らせてもらうことになった。

「5月に前撮りならそれまでに時間もあるし衣装も作れるかぁ。どの衣装にようかな？」
帰宅後、みさが早速いろいと考えている。机に向かってペンを走らせて何か書いているようだ。

「満州アヘンスクワッドを見直して衣装決めてみるのはどうだろう？」
俺の提案にみさが考える。
「うーん。それなんだけどね、結婚式と前撮りの衣装は別の方がいいからそうなると漫画の中だけで補えるかどうかだよね。でも、参考にしたいからそれもありかもね。」
ということで2人で満州アヘンスクワッドの漫画を読み直して衣装を決めることにした。

「衣装の色合いだけど漫画がカラーじゃないから表紙は参考になるけど中身はどうかな？」
俺がみさに聞く。
「そうだね。うーん？柄とか模様は同じにしてもどんな色か想像しながらか。」
「あとさ、気になったんだけど洋子さんの衣装とか素敵じゃない？」
「うん、それ私も思った。あと洋子さんの髪型が素敵だから真似してみたいかなって。でもそうなるとリーファちゃんにはならない？あっ、そうだ！リーファちゃんが日本名で一時期、女優やってたからその時の髪型を真似てみたいなー。そっちを前撮りにしようかな？」
「それもいいな。」

2人でアイディアを出し合って色々と紙に書き込んだ。書いたものはファイルに挟んで取っておくことにした。

みさが手芸屋さんで生地を探すんだと意気込んでいる。みさが衣装を作ってくれるなら俺も何かできないかと考えた。

その間に家事でもしておくか。前撮りまでまだまだ日にちも時間もあるのでゆっくり準備はできそうだけど、慌てたくないから今から行動しないとな。

そんじゃ！