結婚式の準備2→ ページ3
人数は決まったのであとは式場探しを継続中。
「人数で絞ったらこんな式場も出てきたよ。」
みさがスマホの検索画面を見せてくれる。
「あーなるほどね。ベルクラシックめっちゃ豪華だな。カサ・デ・アンジェラは白くておしゃれだけどイマイチかな?」
「そうだね。まずさ、挙式を大豆畑でやりたいから、東京だと厳しいんじゃない?長野とかは?」
みさにそう聞かれて俺は思い出す。
「あっ、そういや俺の地元の式場が潰れたんだったな。」
「そうなの?勿体無い。」
「なんかコロナで辞めたっぽいよ。諏訪市はもう頼るところなさそうだから他を見るんだな。長野県で探してみるよ!」
「わかった。」
会話のやり取りの後、俺は長野県の式場を探した。
「軽井沢プリンホテルかぁー。いやそもそも、大豆畑なんて貸してくれる農家さんなんているのかなぁ?それに畑の中を歩いてたらドレス汚れるんじゃね?」
「それもそうだね。でも・・・。」
みさが寂しそうな顔をしていたので俺は考えた。
そうだ、結婚式は花嫁さんが目立ってなんぼだよな。
よし!
「それなら、俺たちの結婚式を叶えてくれる場所を探そう。インスタで参考になるところないかな?ん??オートクチュールデザインさんって結婚式のプロデュースやってるとこらしいよ。」
「じゃあ、そこに頼もう!」
俺たちの結婚式を形にするにはここしかないと思い、みさがDMを送ってくれたところ返事が届いてオートクチュールさんに頼むことになった。
そして後日、オートクチュールさんと打ち合わせをすることになった。
そして後日。俺たちはどんなふうな結婚式にしたいか思いの丈をぶつけた。すると真摯に受け止めてくださり形にしてくださるとのこと。
大豆畑も手配してくれるとか!?
「大豆畑で挙式ですと左右に大豆があって真ん中が原っぱみたいな感じの場所が適切かと思われます。披露宴はどんな感じの場所にしたいですか?」
スタッフさんに聞かれて、みさがテキパキと答える。
「モンゴルにあるような移動式住居みたいなところでやりたいのでグランピング施設みたいな所をお借りしたいですけど66人入るかはちょっと・・・。」
「なるほど。検討してみます。それかこのテーマですと披露宴会場を中国風に飾るのはどうでしょうか?」
こんな具合に話し合いは進んだが、披露宴会場はじっくり考えたいので後日に持ち越すことになった。
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作者名:kurumikan212 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurumikan29/
作成日時:2024年1月9日 14時