チョコをちょこっと2 ページ9
「ライブどうだった?」
「めっちゃ楽しかったし、全力でかわいかったぁ。」
私がAの近くまで来ると手を差し伸べて・・・。
「俺の椅子座んない?」
なんて言うから戸惑いまくりでえっえっ?なんて言ってたらAの腕が私を包み込んで・・・。
「おかしな構図になってるにゃ?やだもぉー変な声出たぁ。」
Aの上に乗る私。恥ずかしすぎて変な声出して顔を真っ赤にしてると、私の腰を腕で優しく包み込んで支えてくれるAが言った。
「俺のためにチョコ作ってくれてライブもありがとう。この景色めっちゃいいわー。キスしない?」
「うん・・・いいよぉ♡」
私達はお互い見つめ合ってキスをした。唇が触れ合うたびに湧き出るものすごい感情。
ああ、もう・・・ふわふわしてきた。ヤバいかも・・・
んっ?今日のキスいつものと違うわ・・・
Aが舌を出してきたので戸惑いながら私も口を開ける。
お互いの舌が絡まってより一層に漂う大人な感じのムードに飲み込まれそうになりながらなんとか耐えようとする自分と微かに出る変な声。
「やっ・・・・もうっダメェ。」
いつもと違ったキスだったので頭も体もくらくらで。
キス終わりにAに囁かれたの。
「この間のお返しっ!めっちゃ声かわいかった。また聞かせてね♡」
恥ずかしさでいっぱいの私にAが頭をよしよししてくれてこれ以上のことはしなかったけど、十分すぎるくらいに私の心も体も満たされていった。
「こんなのずるーい!」
なんて私が言うと笑いながらAが言う。
「それ、年末に俺が思ってたのと一緒じゃんwww」
「えっ?そうなの?www」
Aの笑いに釣られて私も笑ってしまった。
それから、私は隣の椅子に移動して座って俯いてしまった。だって非常に恥ずかしかったんだもの。
「今日はこれ以上やんないよー。でもさ、いつものよりよかったっしょ?たまには飽きなくていいかなーって?」
「///あ〜私の負けだぁ。変な声出てごめんなさいっ。」
「変じゃないよーかわいかったよー。」
「それ以上言わないでっ!!!」
恥ずかしくて顔を見られたくなかったから、しばらく落ち着くまで抱いていてほしいってお願いしたらAが快く私を抱いてくれた。
こうやって私達の関係もチョコみたいに甘く溶けていくのかしら?ちょこっとね。
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作者名:kurumikan212 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurumikan29/
作成日時:2023年11月20日 18時