推し恋〜波瀾万丈恋物語3 (ページ34)

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夢のような誕生日ページ34

そういや、夏になる少し前に俺は32歳となった。

今年も去年と同様にみさが誕生日会を開いてくれたのだが、今年はなんと自宅に招待してくれるという嬉しい出来事があった。

ピンポーン♫なんてインターホンを鳴らすとガチャっとドアが開いてみさが出てくれた。

「入って。」
「おじゃまします。」

するとクラッカーを手にしてハッピーバースデーと言いながらみさがパァンと鳴らしてくれる。
「おう、ありがとう。」

「それでは！みさとのワンマンライブへようこそ！」
「わーい！やったぁ！」
みさのワンマンライブが始まった。

ルールは去年と同じでBiSHの曲は1曲につき300円、その他の曲はフリーとなっている。BiSHポーズはやらないとのことでワンマンライブが始まった。

豆柴の大群のぷりぷり歌ってもらってからのお金払ってBiSHの愛してると言ってからの、モー娘。のラブマシーン♡AKB48からはフライングゲットにヘビーローテーションまで歌って頂き感無量！

桃色の片想いを全力でかわいく歌う姿はさすが元アイドルだったな。

そしてBiSHの歌をもっと歌ってほしかったのでお金払った星が瞬く夜に、stereo futureに続いてプロミスザスター、オーケストラまで歌ってもらい振り付けも完璧すぎて流石！！！！

しかも客は俺1人という嬉しい楽しい時間だった。

ライブ終わりにチェキ会ありましたよー。高額だったけれどwww

そして今年もみさの手作りケーキに加えてお料理も頂きどれも美味しすぎたな。

バースデーケーキがこれまた独創的なのよね。
「なんでケーキの上のハートかけてんの？」
「あーこれはもう少しで2年目になるから2年目になったらかけたとこが埋まってく？みたいな？」
「ほほー。」

俺が感心していると、みさが奥の部屋から何かを持ってきて言った。

「今年はこれだけじゃなくてプレゼントあるよ。」
「そうなんだ。わざわざいいのに、ありがとう。」
中身を早速開けさせてもらうと俺の欲しかったアニメのフィギュアとグッズが入っていた。

今年もいい誕生日となった。何から何まで本当にありがとうな。

そんなフィギュアとグッズは大切に自分の部屋に飾らせてもらってまっせ。寝室の枕元にな。