推し恋〜波瀾万丈恋物語3 (ページ24)

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Our 1st love in TDL 4 ページ24

午後はアドベンチャーランドでカリブの海賊に乗ってスリル満点でめっちゃ楽しく、スティッチのショーを見たり、美女と野獣のお城やプーさんも乗って充実した日になった。

そして最後はお土産屋で色々買って車に詰め込んで帰宅。

「楽しかったね。色々と。」
助手席に座るみさが言った。
「そうだな。こんなにゆっくりディズニー楽しんだの久々だしな。」
「私もなんだよねー。実はBiSH時代も数少ない友達と行ったことあるのよん。」
「そうなんだ。あっ、それSNSかどっかに載ってなかったっけ？」
「さすが、清掃員君は鋭いね。」

こうして2泊３日の俺たちの記念日旅行は幕を閉じることになった。

色々と初めてだらけの2泊３日。

あっ、そうそう。実はこの日、なっなんとですね・・・みさが膝丈のスカートを履いてくれるという嬉しい出来事がありまして・・・いやいや、クリスマスのサンタコスの時に短めのスカートは恥ずかしいとか言ってませんでしたっけ？

なんてそんなことは突っ込まずに素直に似合ってていいじゃんって褒めたら自慢げに"そうでしょ？"って言ってくるところとかガチに可愛過ぎてキュンだったなぁ。

しかも膝丈のニット素材のスカートとか今の季節にぴったりだしな。

そして自宅に送って行くことに。

そこで俺は少し切り出すことにした。
「あのさ、みさの家って新しくなったんだろ？少し寄って行っていい？」
断られるかもしれないのを覚悟で言うとあっさりとオッケーが出て思わず心の中でガッツポーズを決める俺。

「そう言えば前の時もうちに来てなかったか。私が呼ばなかっただけか。じゃあ入って。」
「お邪魔しまーす。」
車はマンションの駐車場に停めさせていただき、部屋の中へ。

そういや、BiSHのリンリン時代に家の中でインタビューしていた番組あったけども、あの時とは少し変わったインテリアとかも増えた部屋になっていた。

「折角だからお茶出すから座って。チャイでいい？」
「ありがとう。」

みさがキッチンに消えて行く。その後ろ姿を見ながら俺は思う。これは絶好のチャンスじゃないかって。

でも急に3連ちゃんはないよなと思う自分もいる。

あれ？この思いどこかで？？

だってさ、彼女が膝丈のスカートを履いてるんすよ？

ゼンキとはいかなくても少し・・・なんて淡い期待でも抱いたりして。

そして、みさがチャイを湯呑みに入れてお盆に乗せて運んでくれた時に聞いてみた。

「あのさ、何で今日は短めのスカートだったのかなって？」