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予想と違った夏が来る4 ページ22

そして味噌工場に出向く。
「噂だとオリラジの藤森さんのお母さんがここで働いてるらしいよ。」
「へぇーそうなんだね。」
2人で話しながら中に入りスタッフの説明を受けて工場を見学する。そして見学が終わりお待ちかねの味噌ソフトを食べる。
「いただきまーす。」
みさはどんな反応をするんだろうか?
「味噌とソフトクリームって合うんだね。美味しい!ー
「よかった。」
「この後なんだけど隣町に移動してご飯食べた後にオルゴール博物館に行こうと思ってるんだ。オルゴール博物館ってちょっと料金高いけど見る価値あると思うから俺出すわ。隣の下諏訪町はおしゃれなカフェとかいっぱいあるぜ。まぁ、東京には負けるけども。あと温泉地もあるし入らなくても紹介だけしときたいかなって。」
「うんうん、いいね。」
俺の説明にみさが頷く。
「昔の宿場町っていうか?そういう建物も残ってるから見学できるとこだけ見させてもらおうぜ。」
「何だか楽しそう!」

味噌ソフトを食べて次の目的地はタクシーを呼んで移動。

またしてもお昼とデザートが逆になったけどいいか。

お昼は信州名物のそばを食べてもらった。
「おいしいね。そばの香りがいい感じで。」
と、こちらも高評価いただき、宿場町をぶらぶら歩いて昔使われたお宿に入らせてもらい見学。

「さすが昔の建物だけあって階段が急だね。」
みさがわくわくしてそう言った。
囲炉裏があったり、展示物を見たりした。
「昔の人の献立って参考になるわね。」
「そうだな。」
そして温泉地ということで温泉のある場所も紹介。
2人でまたてくてく歩いてオルゴール博物館に到着。

「帰りに下社に行ってお参りして帰ろうぜ。」
「いいね。でもせっかくだからお土産屋とかないの?」
「あーあるよ。じゃあ、下社の帰りに寄っていこうか。」
そんな話をしつつ博物館に入ってオルゴールを見学。

昔の色んなオルゴールを見て回った。スタッフの方が説明してくださり楽しく聴くことができた。
「見て見てーあの仕掛け面白いよ。」
「本当だ。」
人形が口を大きく開けてお団子を食べてる仕掛けに目が行き、こんな仕掛けのオルゴールがあるなんて驚きと感動の連続だった。

オルゴール博物館を後にして下社でお参りを。そしてお土産屋に寄って色々買って実家に戻った。

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作者名:kurumikan212 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kurumikan29/  
作成日時:2023年11月10日 23時

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