First Boyfriend２

84 end ページ35

あれから私は拓弥と幼馴染みではなく恋人として学校生活を送っている









あ、明音とも仲直りしたよ








明・稜「A〜！」






ほらね





『明音、稜雅おはよ』









明「おはよ〜でどうなのよ〜拓弥とは」








『いきなりだな
別に普通だよ』






稜「朝から一緒に登校、昼ごはんも一緒、最後は一緒に帰るってこのリア充め」








『稜雅も明音とリア充になればいいのに』








明「はぁ！？嫌だよこんなガリガリ」







稜「俺もいやだよ！こんな暴力女」






明「うっせぇーもっと太れ」






稜「お前はもっと大人しくなれ」







海「ほんと、あの2人仲いいね」







『はっ！海君かぁ〜びっくりした』








海「そんなにびっくりする？！」







海君ともあの祭りの事があっけど普通に喋ってる








拓「ずいぶん楽しそうに喋ってるな」









『拓弥』









拓「海、コイツは俺の彼女だからな！
もう諦めろよ」









海「それはどうかなぁー」








拓「か〜い」







拓弥は少し怒った口調で海君の名前を呼んだ









海「嘘だってw」






海君は拓弥から逃げるように走っていった








『あははw』









面白くておもわず笑ってしまった








拓「ばーか笑い事じゃねぇーよ」








『ごめんごめんw』







拓「あっ、てかさあの約束覚えてる？」







『約束？』








拓「俺よりかっこいい彼氏作れたら一年間なんでも奢るって」









『え？いやまって！
拓弥よりだから！より！！』








拓「あの時の俺よりか、今の俺の方がよっぽどかっこいいぜ」








『はぁ？！そんなのずるい』







拓「じゃ、一年間よろしくな」








頭をポンと叩かれはしっていく拓弥









拓「今日は駅前のプリンな〜」









笑顔でこっちを向いて舌をペロッとだしてくる









その人が私の初めて付き合った相手









そう、First boyfriend









『たくや〜〜』









『大好き』

作者→←83

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す