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〜帰り道〜




電車に揺られながらさっきの拓弥の悲しそうな顔を思い出しボーとしている




でも、それにしても混んでるなぁ





ギュウギュウじゃん




海「おれ、ここだから」




明「ばいばい」




『また、学校でね』




その駅は沢山の人が降りる駅で

一斉に人が降りていく






そして、電車の扉が閉まる時私のいる所に気づいた




海「(A)ちゃん怪我してない?」





私はあの沢山の人にのみ込まれて外に出てしまった






『うん、大丈夫
次の電車乗らないとね』






海「うん、あっでもあれ見て」




電車の次の時刻表をみると




〜事故のため1時間30分遅れ〜




『まじかぁーー』





海「じゃあ、どっかベンチでも座る?」





『え?一緒にいてくれるの?』





海「当たり前」




『ありがとう』




私達は駅前の公園のベンチに座った






海「ねぇ」





『ん?』





海「拓弥となにしてたの?」





『え、それは〜』




海「観覧車乗ってたんでしょ?」





『う、うん』





海「その顔はなにかあったんだ」





『・・・』





海「俺の事は気にしないで言ってみ?」





『・・・私、拓弥とずっと幼馴染でいてこのままこの時間が続けばいいのにって思ってたのに・・・
私はね幼馴染っていう関係を壊したくないのそれなのにキスされて・・・その時やばい、好きになりそうって思っちゃったの』






海「・・・」





『幼馴染って近すぎて、私は拓弥と・んっ・・』





気づけば海君にキスをさせていた






海君は重なった唇をゆっくりと離した





海「俺を好きになってよ
俺が拓弥の事忘れさせてあげるから」





このまま、海君の事好きになったら

拓弥とは幼馴染のままなんだよね?





『でも、私海君の事利用しちゃうんだよ?』





海「いいよ、利用してよ
俺は(A)ちゃんのそばにいたい
俺と付き合ってください」





そんなことしたら最低になる





でも、私は最低な女になった





『よろしくお願いします』





海君は私を抱きしめた





そして、耳元で





海「まだ、時間があるから今日家泊まる?」




そう言ってきた

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作品ジャンル:恋愛
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1週間サバイバルで生きれるかどうかのキヅマニ×やでちゃん - 面白いですね!!!!!頑張ってください (2017年6月15日 18時) (レス) id: 86c20ca11b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:なっとう(*^◯^*) | 作成日時:2017年4月9日 20時

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