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第七話 ページ8

走ってきたその人も、やっぱり髪は赤だし、派手だった。

やっぱり類は友をよぶ…ってことか。

派手なひとには派手なひとがよってくるんだなぁ…



ころん「あれ?どうしたの?」


?「え?さとななが二人でババ抜きの頭脳戦はじめて、じぇるぅとが喧嘩始めたから!
俺いるとこなくて来ちゃった!」

にかっと人懐っこい笑みを浮かべる赤髪さん。


その赤いひとは私ところんさんのそばまで歩いて来た。


ころん「あっ。この赤いの、莉犬くん。」

莉犬「…誰が赤いのだよ!」

ころんさんの紹介。
莉犬さん?

まった派手な名前で。

莉犬「莉犬だよ〜!よろしくー!」

莉犬さんはにこにこしながら両手を振った。


近くで見ると、私よりも背が低い。
私もやっぱり、施設にいることへのストレスとか精神的な問題で身長は、152センチと低めなほうだったけど、この私より低いって珍しい…しかも男のひとで。


声も特徴的だし、すぐに覚えられそう。
莉犬さん。



莉犬「…で、ころちゃん?このかわいい子は誰?ナンパしてるの?」


かわいい子じゃないけどね?
ナンパは、微妙なとこですけど。
勝手に寄ってきてるだけだからナンパといっても過言ではないかもしれない。

あれ、これってもしかしてナンパ?

ころん「ちげぇよ!バカ!」

ころんさんが莉犬さんの頭をグリグリして、莉犬さんは「ならこの子誰?」と不満げな顔をしてころんさんに尋ねる。

何故私に直接聞かないのか。



ころんさんは「あぁ」と私を紹介しようとした、ところ。
ハッとした顔になった。



ころん「…あ?名前聞いてない…」

『言ってないですもん…』


なんなら、誰がこんな不審者みたいなひとに個人情報教えるか。
って思ってるし。




ころん「ねぇ君名前は?」

『言いません』



慣れてきたとはいえ、出会ってまだ一日もたってない。
しかも、見た目も怪しげな人に教えられるほど私は軽くない。



昔、家族にまで裏切られてるから。




今更、人なんて信じない。





そう簡単には…ね?

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akiu(プロフ) - ロイさん» 誰がどの口で言ってるんですか?!杏芽さんがメンタル弱いの知った上で言ってます?消してください (2021年5月3日 22時) (レス) id: c2bc4a7636 (このIDを非表示/違反報告)
みなも-minamo-(プロフ) - 霞乃響夜さん» しました! (2021年5月3日 21時) (レス) id: 73332a195f (このIDを非表示/違反報告)
霞乃響夜(プロフ) - すみません、皆さんも違反報告お願いします。突然部外者がすみません。 (2021年5月3日 21時) (レス) id: bd67b1cab8 (このIDを非表示/違反報告)
杏芽(プロフ) - 美日梨さん» 遅くなってゴメンね!ありがとう(*´∇`*) (2021年4月8日 23時) (レス) id: 818e0ad149 (このIDを非表示/違反報告)
美日梨(プロフ) - お気に入り作者登録、300人おめでとう! (2021年4月4日 0時) (レス) id: 571b6fc63f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:杏芽 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2021年3月14日 12時

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