なんで、、、�� ページ34
Aside
今日はレッスンも仕事もないから、学校が終わったらそのまま家に直行。
昨日佐野から渡されたファンレターの開封と読むのに時間をかけたかったからだ。
自室に入り、制服のまま、瑞稀から貰ったクッションを膝において座る。
可愛らしい封筒を開ければ、
“Aちゃん、これからも頑張ってください！”とか、
“すずちゃん大好き〜♡”とか、
“瑞稀くんとAちゃんのコンビが好きです！”など、、、
でも、やっぱり減らないのは、、、
アンチの言葉。
“瑞稀くんに近づかないで”とか、
“媚び売ってんじゃねーよ”とか、
“男好き”など、、、
やっぱり慣れなくて、つい涙を流してしまう。
『なんで、、あたしだけ、、泣』
あたしだって頑張ってる。
男の中一人女で頑張ってる。
なんで、あたしだけ認めてもらえないの？
そんな気持ちの中開けた次のファンレター。
『はぁ、、、
っ!!、、、いった、、』
スっ──
一瞬何が起こったか分からなかった。
痛みを感じた右手の人差し指を見れば、、、
深い傷が刻まれ、垂れる血がクッションにシミを作った。
左手を見れば、、、
刃が出たカッターの先っぽが赤く染まっていた。
つまり、、、
ファンレターの中にカッターが入っていた。
『い、たい、、、はぁ、なんで、あたし、だけ、、、はぁ、はぁ、、、』
上手く呼吸ができず、過呼吸になりながら、
必死に痛い指を抑えた。
悠稀side
自室でマンガを読んでる時、聞こえてきた姉ちゃんの「いった、、、」って声。
まあ、姉ちゃんの事だし、ドジったのだろう、、、と、思っていた。
目線をマンガに落とせば、次は「はぁ、はぁ、、、」という声と、カランっと何かが落ちる音。
これは、さすがにやばいかも。
すぐにマンガを置いて姉ちゃんの部屋に行く。
ーガチャっー
『姉ちゃん！？』
思いっきり部屋のドアを開ければ、指を抑えて泣いている姉ちゃんが。
姉ちゃんお気に入りの瑞稀くんから貰ったクッションを見れば、血がにじんでいる。
『なに？何があった？』
A「うう、、はる、き、、、泣」
いや、聞かなくても分かった。
床に転がっているカッターと封筒を見て、大体を把握した。
『ちょっと待ってて。
絆創膏取ってくるから』
A「うん、、、」
すぐに部屋を出て、まず自室に行ってスマホを取る。
そして、迷わず電話を掛けた。
？「もしもし、悠稀、どした？」
『あ、瑞稀くん
今すぐ、うち来れますか？』
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みぃ。 - リクです！帝王二人（那須、瑞稀くん）ですずを取り合ってほしいです！笑 (2017年12月28日 17時) (
レス) id: 7e7237d539 (このIDを非表示/違反報告)
かな(プロフ) - リクです！途中からシェアハウスみたいにしてほしいです！ (2017年12月15日 20時) (レス) id: 51230c5215 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - 廉しょりさん» 了解しました！ (2017年12月14日 19時) (レス) id: b1f45dabc4 (このIDを非表示/違反報告)
廉しょり - リクです。関ジュと絡んでほしいです！できればまいジャニにでてほしい (2017年12月14日 17時) (レス) id: d33008032f (このIDを非表示/違反報告)
ミルクティー(プロフ) - 白雪姫さん» ありがとうございます！ (2017年12月13日 19時) (レス) id: b1f45dabc4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミルクティー | 作成日時：2017年10月15日 19時
