☆第六十七話☆ みんなの気持ち 貴方side ページ8
翔「プリンスってそれお前のことじゃねーか…」
レ「そうだね。自分がプリンスだからってCMもプリンスっていうのは安易すぎるんじゃないかな」
セ「安易ではありません。レンも翔もプリンスです。ST☆RISHはうたプリアワードを受賞したんですから全員がうたのプリンスです」
うたの...プリンス...。
レ「でもデザインのイメージだけで攻めるのはCMとしてちょっと弱いんじゃないかな」
翔「だよな。だからやっぱ今回のCMは強さを押し出すのが正解だと思うんだ」
レ「ちょっと待っておチビちゃん。それいつもだよね。いつも勇気とか強さとか断崖絶壁とか」
翔「おちびゆーな」
翔「断崖絶壁じゃねー。大都会だ」
レ「いや…でも本質は同じだよね」
やばい....。この空気...。
貴「あ...あの...。みんな...。」
ってことがあってこの状況だよ...。
NOside
その頃...。音也、トキヤ、嶺二の部屋
音「ねぇねぇトキヤ。まずいよ翔達。なんとか仲直りさせないと…」
ト「放っておくしかありません。仕事をやっていく上で意見がぶつかるのは仕方のないことです」
音「それはそうかもしれないけど…でも心配だよー！」
ト「私も心配していないわけではありませんよ」
翔、那月、藍の部屋
那「翔ちゃん、大丈夫ですか？」
翔「あぁ。心配すんな。ちょっと意見がぶつかっただけだ」
那「きっと上手くいきますよ。僕と音也くんのロックミュージカルも途中で駄目かと思った時がありました。でも音也くんとななちゃんと3人でいっぱい悩んでいっぱい話し合ってちゃんと乗り越えられましたから。だから翔ちゃん達もきっと…」
翔「あぁ…言われなくてもわかってるよそんなこと///」
レン、真斗、蘭丸の部屋
真「滝への道筋だ。無心で打たれれば肩の力も抜け自ずと道が見えてくる」
レ「いや…気持ちだけもらっておくよ…」
真「…クロスユニットの結果により俺達がオープニングセレモニーにエントリーされるか否かが決まる。一十木と四ノ宮が成功を収めたからこそ肩に力が入るというものだな」
レ「聖川。人の心配より自分が滝に行く準備をしておいた方がいい。俺達のユニットも必ず成功するからね。次に来るお前達も頑張らないと」
セシル、カミュの部屋
セ「イメージだけでは駄目なのでしょうか…ではどうすれば...」
カ「静かにしろ。さっきからブツブツと煩い」
セ「ごめんなさい。でもどうすればレンや翔と意見がまとまるかわからなくて…」
カ「他人の意見など聞く必要はない。己の信じる道だけを進めばよい」
☆第六十八話☆ Code:T.V.U 貴方side→←☆第六十六話☆ 喧嘩 貴方side
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 33人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「逆ハー」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：☆くるみ☆ | 作成日時：2017年3月17日 19時
