☆第六十四話☆ 観察 貴方side ページ5
音也くんの意見って単純っておもったけど、それもいいかもしれない
そして...。
ト「？？？」
なぜか、トキヤくんのまねをして本を読んでる...。足組んでｗ
音「.........」
ト「((ゴクゴク」
あ！ブラックコーヒーのんでる！おとなだなぁ〜。でも、ピーマン嫌いな音也くん飲めるの？
音「((ゴクゴク....苦っ！」
ト「全く、貴方はバカなんですか？私のまねをしてもだめですよ。答えを見つけたいなら自分で探しなさい」
音「うっ...。」
正論！なっちゃんの部屋はどうなってるのかなー？
あれ？喧嘩の王子様見てる...。
那「？？？」
なっちゃん？浮かんでるし...。
翔「すごいだろ！今のシーンみたか？やっぱり、男気と言ったら日向先生だな」
那「あのお馬さんのくりくりした目可愛かったですぅ〜」
翔「はぁ〜。とりあえずやってみろよ！」
演技中....。
翔「まぁ、いいんじゃねぇか？」
那「はい！前よりいいです！」
そして、次の練習の日
監督「ちょっと芝居のしすぎだな・・・もっと君たちらしくやってみてはどうかね」
って言われちゃった...。
音「やっぱり、むりなのかな？」
那「でも、あともう少しで何かがつかめそうです」
みつからない...。でも、私も作曲しないと...。
やっぱり、つかめない...。あ....
貴「そうだよ。足りないものがあるよ。音楽の力だよ」
音楽が足りない...。２人の色はどんな色だろうって思うんだよ！
貴「二人に足りないのは自分らしさを、どうくわえるか。らしさをどう表現するのか」
音「そうなの？」
え？きいてたの？
那「ななちゃんの意見もっときかせてください」
貴「まず、音也くんの色はこう」〜〜〜♪
貴「そして、なっちゃんの色はこう」〜〜〜♪
あのね、
貴「私ここしばらくずっと音也くんとなっちゃんのことばかり考えてたんだ。二人の色はどんなだろうなってあんまりよくわかんないんだけど、やっぱり誰かを意識しようって思うからじゃなのかな？もちろん、その考えもいいと思う。でも、ただそのまま真似するんじゃなくて、その人のまだまだ知らないことを探してみるといいと思う！たとえば、お互いのいいところを言い合うか...。」
音「くるみ、ありがとう」
那「僕たちのためにそんなことまでしてくれるなんて」
貴「そんなことない。２人のいいところを引きだせるようないい曲を作るから大丈夫。二人ともきっと、素敵な王子様になれるよ！」
☆第六十五話☆ EMOTIONAL LIFE 音也side→←☆第六十三話☆ ミュージカル 那月side
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作者名：☆くるみ☆ | 作成日時：2017年3月17日 19時
