私は七海春歌の双子の妹！３ (ページ17)

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☆第七十六話☆　皇綺羅さん　貴方side ページ17

今日は綺羅さんと曲作り！

貴「綺羅さん？」

いない....。

瑛二「あ、綺羅ならたぶん庭のほうにいるよ」

貴「あ、ありがとうございます」

お庭...。ってどこ？

貴「こっち？あれ？」

どうしよう...。迷った...。

？「七海くるみ...。」

貴「え！？あ、綺羅さん...。」

綺「なぜこんなところに？」

貴「綺羅さんを探していました」

綺「庭とは逆方向だ」

貴「うっ...。すみません...。」

方向音痴治んないかなー？

綺「曲はどうするんだ？」

貴「あ！そうだった！それを聴きに来ました！」

綺「こっちへこい」グイッ

綺羅さんにひっぱられ、ついたところは...。

貴「わぁ～。すごい綺麗です！」

まるで、おとぎ話に出てきそうなお庭だった

綺「ここで考えよう」

貴「はい！」

とはいったものの...。

綺「...........」

貴「...........」

無言が続く...。なんか睨まれてない？

貴「あの、なにかついてます？」

綺「いや、綺麗だと思って」

貴「え！？////////////」

いきなり...。綺麗？そんなこと/////

綺「ラブソング」

貴「え？」

綺「ラブソングにする」

貴「すてきですね！」

綺「あぁ」

貴「じゃあ、書いてみますね。綺羅さんをイメージして」

綺「よろしく」

貴「はい！」

スムーズに決まったな

ラブソング...。うーん....。

～～～～～～～～～～～～♪

レ『やぁレディ』

貴「あ、レンくん！」

レ『曲はどうだい？』

貴「今回はラブソングなんだ...。」

レ『そうなんだね。どういう感じの？』

貴「まだ全然決めてないんだ...。」

レ『相手は？』

貴「たぶん、大丈夫だと思う」

レ『レディは恋愛についてどう思う？』

貴「キラキラしてて、まるで別の世界にいるような」

レ『なるほどね...。どんな恋をしてみたい？』

貴「私は...。わかんない」

レ『シノミーと恋してるときはどんなだった？』

貴「叶わない恋だと思ってたよ。なっちゃんのそばに入れればいいって思ってた」

レ『そうだね...。でも、やっぱり恋は必要だと思うよ』

貴「恋愛禁止なのにですか？」

レ『思いを告げなければいいんだろ？だったら胸に閉じ込めとくのさ』

貴「なんか、悲しいですね...。」

レ『そうかい？恋はねいやなこともあるし、うれしいこともあるよ。そうだ、いいことを教えてあげる。今のレディの曲作りに生かしてあげる』

貴「なんですか？」

レ『Love is like a flower – you’ve got to let it grow.つまり、愛とは、育てなくてはいけない花のようなものなのさ。ジョン・レノンの言葉だよ』