人魚姫と行く先へ［Fischer's］ (ページ7)

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END・７＿＿ザカオ編＿＿ページ7

［END７・ザカオ］

ネオンsaid

～倉庫街～

　「助けて!!ザカオッ!!」

こだまする僕の悲痛な叫び

迫る恐怖、お父さんの闇

　「僕はっ!!」

父「,,,,,どうしても帰らないと言うのだな」

お父さんは僕を鋭く睨み付けた

僕も負けじと睨み返す

　「僕は帰らない、言いなりの操り人形は嫌だ!」

父「そうか、なら,,,,」

ガチャン

　「ッ!?」

僕の額に向けられた銃口

冷や汗が背中を伝う

父「お前のような役たたずは要らない」

引き金に力が入っていく

あ、僕はここで,,,,そっか

僕は目を閉じた

ゴメン、さよなら

ダァンッ!!

　「,,,,あれ?」

確かに音は聞こえた

僕は撃たれ、死んだはず

目を開けると

父「離せ」

？「絶対に嫌だ!」

　「ザカオッ!!」

ザ「勝手に居なくならないで、君は俺らの仲間なんだ

頼って、俺だってネオンの力になってみせる」

ザカオはお父さんの銃を奪い、遠くへ投げつけた

父「貴様、私の娘に何を吹き込んだ!!」

ザ「何も吹き込んでない!これはネオン自身の意思だ!」

お父さんはザカオに拳を振りかざす

ザカオは持ち前の運動神経で避け、そして

ザ「うあぁぁああっ!!」

バキッ!!

父「ぐはっ,,,,!！」

お父さんのみぞおちを殴り、僕を抱き抱えて走った

黒服が追いかけて来るのを振り切り、僕の家へ

　「ありがと、ザカオ」

～ネオンの家～

　「ザカオ？」

ザ「,,,はぁ、ネオンゴメン」

　「どうして謝るの?」

ザ「だって俺らがネオンの事ちゃんと理解してればこんな怪我しなかった」

　「そんなこと?全然平気だよ」

ザ「よくないっ!!」

ザカオは僕の目を見て真剣に言った

ザ「ネオンは俺の、大切な人

メンバーってだけじゃなくて,,,,その、好きな人///

俺絶対にネオンの事悲しませたりしない!付き合って下さい!!」

少し臆病な君も私は大好きです

　「大好き、ザカオ」