人魚姫と行く先へ［Fischer's］

３＿＿＿Fin＿＿＿ ページ19

ネオン(シルク)said



〜モトキの家〜



モ「あー、あれって本物だったんだね」

モトキはへらへらしながら僕達を招き入れた

冗談じゃ済まされねぇっつの

シ「これどうすりゃ治るんだよ,,,,」

兄ク「説明書とか無かったのか?」

モトキがゴミ箱をあさりはじめる

ごそごそごそ

モ「あったあった!!」

モトキはぐっしゃぐしゃになった紙を広げた

＿＿初恋の人とキスをする＿＿







は?









シ「は!?///」

ネ「え!?///」

兄ク「wwwwwwww」

ちょっとまって!!

僕達まだ付き合って一ヶ月もたってないの!!

その、ね,,,恥ずかしいよ

ネ「今、入れ替わってるのに,,,,///」

ため息をついて下を向いた

その時

ぐいっ!!

腕を引かれ、廊下に出された

犯人は僕、いや、今はシルクだ

シ「目、閉じてろ」

ネ「でも,,,,」

シルクは僕の視界を塞いだ

そして

軽いリップ音がした







目を覚ますと

兄ク「起きたか、調子はどうだ?」

モ「見に行ったら倒れててびっくりしたよー」

手を視界にかざした

白くて細い手、彼とは違う手

　「戻ってる,,,」

じゃあ、シルクも

シ「んあぁ?あ、戻った!!」




戻った後、僕とシルクは手を繋いで帰路につきました

兄クロードは用事があるとかで先に帰ったけど

シ「おい」

　「ん?」

チュッ

　「!?!?!?」

シ「今は、俺以外の事を考えんじゃねぇよ、バーカ」

熱くなる顔を背けて

歩みを早くしたけれど

実感した、あぁ

僕はやっぱり君が好き




＿＿＿＿＿＿番外編・君と僕との入れ替わり__fin＿＿＿

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