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優しさ ページ50

Asaid

帰り道


私はさっきの話が頭のなかでずっとまわっている。



…………GOD ARMY


何度か聞いたことがある。

たぶん、前にベルモットに写真を見せてもらって、何人か顔も知ってるかも知れない。


でも、どうして鈴木財閥のホテルを狙う必要があるの?


恨みがあるとか?


情報が少ないから、調べたいけど近頃組織の人間につけられてるからなぁ。


今、つけられてないみたいだけど、、、。


「…ぉぃ、A!」


呼ばれた声にはっとして、声の主を見る。


安室「大丈夫か?」


A「えっ!うん!大丈夫。」


零が帰り道は危険だから車で送ってくれているのだ。


A「ごめんね。わざわざ、送らせて。」


安室「そんなの、俺が好きでしてるから気にするな。

それより、、、何でもかんでも一人で抱え込むなよ。」


えっ、、、


安室「顔に悩んでますって書いてる。」


A「うそ!

私、ベルモット仕込みの演技だから、悩んでても気づかれたことないのに。」


安室「気のせいだな。分かりやすいぞ。」


A「、、、零といると落ち着くからかな?」


!!!!


私は何をいってんのよ!


A「ごっ、ごめん!変なこと言って!気にしないで。」



すでにマンションの駐車場について、車のエンジンを切った零はその言葉に、イタズラっ子のような顔をすると、



安室「A、それは本当ですか?」


私は首を横に振ると、

安室「顔が真っ赤ですけど笑笑

それで、気にするなって方が無理な話ですよね。」



安室透の口調。

絶対からかってる。

私が少し睨むと、零は軽く笑って

安室「怒るなって笑

…………………。

でも、俺はお前が近くにいるだけで落ち着くけどな。安心するんだ。お前といると」



えっ!

私はその言葉に驚き、零を見ると、顔が少し赤いような気がした。

安室「とにかく、今回のニューヨークには、いった方がいいな。

組織が絡んでるかもしれないし、

それにさっきも組織につけられてたしな。」


A「うそっ!本当?」

安室「あぁ。撒いたんだよ。」


軽く言う零に、私はすごいなとしみじみ思った。


安室「GOD ARMYについては、俺の方でも調べておく。
お前は、少しはリフレッシュしろ。
この件に関しては俺が調べる。わかったな。」


その言葉に零の優しさを感じて、素直にうなずいた。

「、、、ありがとう」

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設定タグ:名探偵コナン , 安室透 , 恋愛   
作品ジャンル:恋愛
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☆EMMA☆(プロフ) - トマト好きさん» ありがとうございます!是からもよろしくお願いします! (2016年8月29日 18時) (レス) id: 2a1b528292 (このIDを非表示/違反報告)
トマト好き - 面白いです!大ファンです!次の展開が楽しみです。更新頑張ってください(^_^)/ (2016年8月23日 19時) (レス) id: 6ba05b1c99 (このIDを非表示/違反報告)
☆EMMA☆(プロフ) - ZEROさん» ありがとうございます!どんどん更新できるように頑張ります(o≧▽゜)o (2016年4月24日 8時) (レス) id: 80d3e5475a (このIDを非表示/違反報告)
ZERO - とても面白いです!これからも応援してるので、頑張って更新してください! (2016年4月23日 19時) (レス) id: 9ab47bed83 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:☆EMMA☆ | 作成日時:2016年4月22日 18時

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