美醜逆転だってさ【ブルーロック】

▷８ ページ10

―――



『失礼します。怪我人の手当てに来ましたー』



チームZに入ると、視線が一気に此方へ向く。



“え女の子！？” “ここって女の子いるんだ〜♪” “まじか可愛い！！”



前世で見た夢小説みたいな反応をされて、なんだか気恥ずかしくなった。



『あはは･････。ところで怪我人はどちらに？』

「はいはい！！オレオレ！！！！」



すっごい食い気味に言ってきた坊主頭の人。イガグリだ。



『見せてもらってもいいですか？』

「あ、もう全然どうぞ！！！！」



見たところ、足を捻挫していたようだった。オニゴッコ等辺かな？凪さんも言ってたし･･････。



『よし。手当てはしましたが、動くと悪化する可能性があるので、しばらくは安静にしててください。』



そう言い、帰ろうとしたら急に誰かが声をあげた。



「潔もさっきお腹にボール当たってなかったけ？」

「え！？俺のは全然･･････」



あー、そっか國神のボール当てられたんだっけ。



『それじゃあ、一応様子は見させてもらいますね』



そう言い、潔さんに近づいた。
あの正直言うと、顔真っ赤にしてる潔さんめっちゃ可愛い。



「っ･･････」

『うん、大丈夫そう。痛いとか何か違和感はありませんか？』

「いえ、特に･･････」

『なにかあったら呼んでください。』



そう言ってからチームZを出た。



―――

▷９→←▷７

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す