ガチ勢によりガチ勢となってしまった。【鬼滅の刃】

気付いた時にゃ遅かった ページ35

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無意識に気づいてたんだな私。


＿＿＿ぃ。


にしてもなんだかなあ...倒した後に爆破(ではないけど)とか、悪役あるあるじゃん。


＿＿＿い！！


そういや、師匠の腕無くなってたな。フック付けたりしないかな。フック船長になんねぇかな。


＿＿＿おい！！！


んじゃ私はピーターというパンになろう。一生少年になろうぜ。


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「＿＿＿＿ぅうぉおおおおおい！！！千弦起き上がれ！！！！」

「んぎゃ！？」


思いっきし身体を揺さぶられて目を開けると片腕フック船長...間違えた、宇隨天元師匠が鬼の血相で揺らしていた。


「待って酔う・・・酔う・・・うっぷ」

「千弦ちゃああん！！」


揺れに加えて超特急並の抱きつきにより息が止まりそうだ。


「良かった千弦・・・生きてて」

「た、んじろう・・・」


炭治郎の声が聞こえてあれ？と思って振り返ると右側にいた。普通に。なんで気付かなかったんだ自分。


「千弦、お前！！」


師匠の声に頭を傾げると...


「右目、見えてねぇのか」


え？という顔をする私と炭治郎...そして嫁さんず。

試しに左目を瞑るとあら不思議、何も見えないではありませんか。


「・・・フック船長は私か！」


ふざけてたら師匠にデコピンされた。

解せぬ。





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「可哀想に千弦、こんな怪我して右目の視力も失って、師が悪かったのか」

「おい」

「師匠もだけどこれは私が間違えただけだよ、いくら力があっても結局は鬼の力だった。私には手に負えないものなのに使った私がわるかったんだ」


ネチネチと話す蛇さん-伊黒小芭内-に真面目に返答する。

どうやら近くまで来ていたようだ。

そこからネチネチと話し出していたのだが個人的はそれより蛇が徐々に私へ巻きついて来るのやめて欲しい。

見るのは好きだけどさすがに巻き付くのはヤバい。


「左腕を失ってどうするつもりだ。たかが上限の陸との戦いで、復帰までにどれだけかかる。その間の穴埋めは誰がするんだ」



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後悔してねーある→←それゆけ炭治郎

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