魔王様！ヒーローになるってよ！！にっ！！【僕のヒーローアカデミア】 (ページ4)

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「天魔、大丈夫か」

『うっぷ・・・先生、これが大丈夫に見えますか？・・・おえ、見えたら先生の目は節穴ですね』

「精神的には元気そうだな」

顔を真っ青にしながら先生に訴えると、真顔で返された。

ひでぇ・・・前世の俺でもさすがに言わないぞ・・・あ、でもシルファなら言いそう。

USJの様な場所ではしゃぐより先に、ドア近くでしゃがみ込んだ俺は遠くから眺めていた。

すると、3人目の先生として宇宙服のような服を着たヒーロー"13号"先生が現れた。

「水難事故、土砂災害、家事・・・あらゆる自己や災害を想定し僕が作った演習場です、その名も・・・"USJ(うその災害や事故ルーム)"」

いや、本当にUSJなんかーい。

そう思ったのは俺だけじゃ内容でみんな同じ顔で驚いていた。

「スペースヒーロー13号だ！！災害救助で目覚しい活躍をしている紳士的ヒーロー！」

「わぁ！私好きなの！13号！！」

緑谷のヒーローオタクが発揮されたおかげで13号先生がわかりやすく自己紹介された。

ちなみに俺は女性なのか男性なのかが1番気になる・・・え、気にならない？

「えー、始める前にお小言を1つ2つ・・・3つ・・・・・・4つ・・・・・・・・」

『増えてる』

「皆さん、ご存知だと思いますが僕の個性"ブラックホール"はどんなものも吸い込んでチリにしてしまいます」

「その個性でどんな災害でも人を救いあげるんですよね！」

緑谷が興奮気味にそういうと13号先生は困り気味の声で返事した。

「ですが＿＿＿＿＿＿簡単に人を殺せる個性です。皆さんの中でもそういった個性の方もいるでしょう」

個性で人を殺せる。それは敵にもヒーローにも同じ条件であり事実である。俺の個性も対人では無能だがあの時のオールマイト先生のように遠くへ飛ばしたりはできるのだ。

もし飛ばした先が崖であれば？そうすれば簡単に人は殺せる。オールマイト先生は簡単には死ななそうだけど。

「個性の使用を資格制にして厳しく規制することによって一見成り立っているように見えますが1歩間違えれば容易に人を殺せる"いきすぎた個性"を個々が持っている事を忘れないでください

今回の授業は心機一転して！人命のためにどうやって個性を使用するかを学んでいきましょう！！」

13号先生はそう言って個性は人を傷つけるのではなく助けるためにあるのだと論した。

『先生！！は、吐きそう』ｳｯﾌﾟ

「・・・トイレはあっちだ」

なんかごめん