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ある日の休日、アリスの買い物に付き合うため街を歩いていた時に、あたふたした様子の不良たちを目にした。しかも、その不良たちはどこかで会ったことがあるような。……あー、嫌な予感がする。
「あっ！アレ、総長の嫁さんじゃね？！」
こっちを指さして騒ぎ始める不良くんたち。お元気でしたかー？！と手まで振ってくる。いや、まず嫁じゃねぇし。アリスが隣で不機嫌そうに、むすっとした顔をしてる。ぎゅっと、繋いでいた手を、さらにアリスが握り締めてきた。
すると、不良くんたちがこっちに駆け寄ってきた。周りにいた街の人たちが、どんどん俺らから遠ざかっていく。そりゃそうか、こんなイカツイ奴らが近くにいたら。
「あのーー！！総長の嫁さんっすよね？！丁度いいところに！今、総長が大変なことになってんすよ！」
確か、このちっちゃい男は光樹って名前だったはず。あの時からやっぱり身長は変わっていない。変わったのは俺に敬語を使うようになったことぐらい。(覚えてない方は、この小説のパート2の60話からご覧下さい！)
「実は、総長、風邪引いちゃったみたいでー！熱も結構あって、今大変なんすよー。俺ら、風邪とか引かないんで、どうしたらいいかわかんなくて」
「だから嫁さん！あと、うさぎちゃん！俺らを総長を助けて下さい！！」
光樹クンが、手と手を合わせてお願いしてる姿は何とも可愛らしい。てか、うさぎちゃんってアリスのことか？
よく話を聞くと、本当に困ってるらしく、不良くんたちを助けることにした。それから、総長さんがいるという、不良くんたちの溜まり場に行くことになった。
溜まり場に着くと、バイクやらカラフルな頭をした不良たちがたくさんいた。溜まり場は倉庫みたいな所で意外に広かった。中は予想以上によく出来ていて、ここに住めそうなくらい設備が整っていた。いや、皆ここに住んでるのか？
光樹クンたちに着いていくと、ある一つの部屋の前に着いた。光樹クンが扉をノックし、開けると、モノトーンで統一させた部屋が広がっていた。
寝室から、不良くんたちと総長さんの会話が聞こえる。まだ俺とアリスは寝室に入っていないため、総長さんは俺らがいることを知らない。
「あ”ぁ？うっせぇ、てめぇら！俺は今日でもう死ぬんだ…！薬なんて効かねぇよ…！っくしゅん！」
確かに風邪引いてるなー、と思いながら、総長さんたちがいる寝室に足を踏み入れた。
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オタク(プロフ) - 結局ゆりあとはどうなったんだw 女王と猫くんのピアスの話も完結がぱっとしないし…。 (2019年1月21日 9時) (
レス) id: 4494596138 (このIDを非表示/違反報告)
マヨいちご(プロフ) - え、ちょ、ちょちょっとリクいいですか(挙動不審)あの、総長にチェシャ君の、なんか…こう、御初()を奪われて欲しいです()出来ればお願いします！！(ｽﾗｲﾃﾞｨﾝｸﾞ土下座) (2018年1月15日 21時) (レス) id: 107876932a (このIDを非表示/違反報告)
あかね(プロフ) - とてもおもしろくて素敵でした！読んでいて楽しかったです。あと一つ質問なのですが妹ちゃんはどうなったのですか？ (2017年12月14日 17時) (レス) id: ce8ba9399b (このIDを非表示/違反報告)
珈世 - 女王，あんま出てこんかったな(´・ω・｀)w (2017年4月6日 18時) (レス) id: 8038c86eb0 (このIDを非表示/違反報告)
aa. - うわぁ！！もう面白すぎ、かっこよすぎて、読みやすくて、一気に読んじゃまいましたよ！！？更新の方はもうしないんですか？久しぶりに良い作品にたどり着けました！！ (2016年7月17日 16時) (レス) id: d4e903947b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くるくる | 作成日時：2014年7月19日 18時
