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25日、そんなことがあっての日曜日、
俺らは別々にホテルに戻り、
別々にチェックインする
そう、このころの俺らは多少なりとも知恵がつき
ホテルの部屋を必ず２つ取っていた
一つは、実際のところ使わない、
ただ、怪しまれても困るので、
俺は、ある程度、部屋に使った形跡を残す。
ベッドのシーツをめくっって、一回横になったり
歯ブラシを使用済みにしたり、
バスタオルを、一回腕までシャワーをかけ、
それを拭いてみたり
それは、まるで、事件現場の証拠隠滅のための偽装工作のようだった
まぁ・・俺のいる世界は、時には、このような
細かいことまで時には施さないといけないのが通例だ
特に若いうちは・・・
イメージを崩さないためにも。
プライベートまで指導されていた
俺は
ある程度準備が整うと
俺は、細心の注意を払いながら
不自然にならないように
俺は、同じホテルのリンの部屋に向かった
だったら、どうして、別のホテルにしなかったのかといわれると
これにも理由があり、ホテルを別々にすると、
その分、人に会う可能性が高くなるからだ
できれば、怪しまれないくらいの階層の違いでが
ベストだった
俺がチャイムを鳴らすと、
すぐさま、ドアを開けたリン
少し酔っているのか、浴衣姿のまま
目は薄暗い照明の中潤んで輝いているように見えた
俺は、すぐさま部屋に入り
静かにドアを閉めた
「リン・・あのさ、今、確認しないで、
ドア開けたろ？」
そう言うと
「あぁ、うん、でもこんな時間に
来るのって翔しかいないし
前もってわかってるし」
「危機感ねぇなぁ
この部屋に、女の子が一人で泊ってるのを知ったら
もしかしたら、部屋つきとめて入ってくるかもしれないじゃん。
マジ気を付けて」
そう言うと、
「わかった・・・」
と、少し反省しているかのように口をくっととがらせた
俺は、リンの腰を引き寄せ
軽くそのとがらせた唇にチュッと音を立てて触れる
そして、リンを見る
「ちゃんと、俺の言ったこと守ってるんだ」
「え？」
「これ・・・」
そう言って、
俺は、
浴衣の袖を、ピッとつまんだ
「あぁぁ・・うん、
だって、脱ぐなっていわれたから？」
「あぁ、言ったよ」
「だから、このまま・・・でも、もう限界
私としては脱ぎたい」
「そこは、脱がせてくださいでしょ？」
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紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 久しぶりに、話を繋ぐのに登場させといた (2020年4月2日 23時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - おー！ 翔くんパパ出てきた！ おかえり〜(o^^o) (2020年3月31日 23時) (レス) id: 610e3b0947 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» なしさん( ；∀；)ありがとうございます、読んで下ってありがたいです。あはは、アレより勝る決定打・・・ひゅーっ、頑張りますｗドキドキ (2020年3月30日 22時) (レス) id: 2737e31e0a (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» こんにちわ。ありがとうございます、こんな状況だからこそ、気を張ってと思ってはいるのですが、いつかきっとこんな大変な経験したんだよって話せる日が来るといいなと思いながら、日々過ごしてますｗ (2020年3月30日 22時) (レス) id: 2737e31e0a (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - お久しぶりです。ちゃんと読んでます(o^^o) 翔くんの学生期。勉強や学校行事以外のもっと身近な友人関係や思考。楽しんで読んでました。確かに辛い事もあったけどそれを乗り越えただけに 次に来る決定打は何だったのかが凄く気になるしアレより勝る決定打納得できるか (2020年3月29日 11時) (レス) id: 610e3b0947 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年1月29日 23時
