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ホテルは思ったより早く見つかり、
俺らは、すぐに部屋に通された。
小さな町のホテル
「なんか申し訳ないことしちゃったね」
俺らが付く前に、案の定、さとみたちが、荷物を持って、
チェックインしてくれていたらしい。
そこでフロントから預かった手紙
『バカじゃないっ？
明日、9時、朝食を食べてトレビの泉集合』
俺は、リンに、その手紙を見せて、苦笑した。
部屋の入ると、
相変わらず小さな部屋で、らぶほさながらの、
装飾。
でもさすがに3日目、
そろそろ、こう言った景色も見慣れてきた。
「でも、今日の部屋とくに
らぶほ色強ぇな‥・」
「あーだって、ベッドが、ダブルだもん」
「てかさ、さとみもさ、よく友達のためとはいえ、
恥ずかしがらずに、ダブルの部屋用意したよな」
「さとみだからでしょ・・・」
そういいながら、
窓の近くのオイルヒーターのダイヤルを回す
「オイルヒーターってさ、
暖かいのか、どうなのかわかんないよね」
「そうだね、
即効性が無いから温まるのに、時間がかかるから余計じゃない
とりあえず、
風呂入って温まる？」
俺は、靴を脱ぎ、
バスルームのむへ歩いた
するとそれをじっと見ていたリンに
「んだよ」
「あ、いや
翔ってさ、ホテルで靴脱いじゃうん人なんだって思って」
「え？・・あぁうん」
「だって、ここ外国でしょ？」
「外国であろうがなかろうが、俺にとったら、家だからｗ」
「・・・そっか」
「だって、疲れるじゃん、
家の中まで靴はいてるのってさ
だから、俺は、ホテルでは靴を脱ぐの」
「いつも？」
「あぁ」
「知らなかった、4年もつきあってるのに」
「だって、ホテルに一緒に泊まることないからさ」
「確かに、グアムの時だって、いってみれば、普通の家だもんね」
「てっかさ、4年もたつのに、
俺らまだまだ知らないとこあんだな
はは」
「だよね、発見だ」
俺はそのまま、バスルームに入り
「どうする？狭いけど、湯船にお湯溜める？」
すると部屋の向こうから、
「ためる〜、
あ、バスソルト持ってきてるから」
と聞こえた
「でもそれ入れたらさ、一緒に入らなきゃだけど？」
俺が言うと
「入るよ」
と答えが返ってきた
予想外の返答に俺もドキドキしながら
「え？一緒に入るのかよ〜」
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紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 翔くんのお母さんって、母でありながら、何かを諭す時だけ息子を他人のように客観的角度から話してるように感じて、それが私情を挟まず的確に伝えていて参考にしたいなと思ってます、特にわが家のモモっ (2020年1月18日 11時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ＊さくら＊さん» 入学式からの４年書き綴ってみましたw間違ってません、どうかそのまま納得してニヤケてくださいw (2020年1月18日 11時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 実際リアルで私はそう思います。彼からよく当時の話が出るのは、充実して輝いていたんじゃないかなって (2020年1月18日 11時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人柄バロメーター。なるほど。確かに。翔くん母の話は凄く好きです。なんならお会いして子育て講座とか聞きたい。 (2020年1月18日 6時) (レス) id: 726034c2a9 (このIDを非表示/違反報告)
＊さくら＊(プロフ) - 読むたびに、ああ、昔はこんな感じだったんだろうなぁと、間違った納得をしてニヤケたり、応援したりしてます。お忙しい時期なんでしょうが、どうかちゃんと休んでくださいね。 (2020年1月18日 1時) (レス) id: 77b96f2b94 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年12月18日 22時
