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ネックレス ページ9
ゆっくり、唇を離し、
そのあとは、観覧車が下に降りるまで、
お互いに無言だったが、
明らかに、二人の距離は縮まった
そのあと、
二人で、歩き回った
雑貨屋も、普段は興味もなかったが、
その時は、一つ一つ、Aが手に取るものに、興味がわいた
普段は食べない、クレープも、Aが食べてるのを、横からかぶりついた
途中、アクセサリーショップが、目に入り、
遠慮するAの手を引っ張り、中に入り、
その中で、Aにぴったりな
デージーを型どった赤いペンダントトップのネックレスを、誕生日プレゼントに、買ってあげたら、
Aは、首元に手をあて、
A「ありがとう、大事にする……」
と、本当嬉そうに微笑んだ
7年経っても、つい最近まで、そのネックレスを着けていたA……
この日のことを
今も鮮明に覚えてるのは、
きっと……俺にとっても、大事な思い出だからかもしれない……
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作者名：紫姫
| 作成日時：2015年12月26日 9時
