Devil's little smile 【Ｓ】 (ページ22)

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ソフトクリームページ22

車は山道を入る

曲は、先週から、俺がチョイスしたロックがかかっていた

Aは、本当、嬉しそうにしていて、
その姿も、かわいくて

俺は、本気で好きになっていた

ただ、この時点で、俺は、まだ綾とキチンと話してなく、
もちろん、親にも言ってなかった

でも、俺の気持ちは、Aしか向いてないのだけは、ハッキリとわかっていた

A「翔くん、翔くん、ソフトクリーム食べよ」

Aが、道の駅らしき場所を見つけると、はしゃいでいた

翔「いいねぇ、寄ってくか」

何やらご当地ソフトを嬉しそうに１つ買い

Aが、食べる姿を見て、

いらぬ想像してしまい……

やたらと
ドキドキする俺

中学生かってツッコミたくなる

A「ん？」

翔「あ、いや、何でもない////」

不思議そうな顔をするA

A「翔くん、顔赤いよ、どうしたの？」

////

翔「何でもないって」

そう言って、Aのソフトクリームを横から、かぶりついた……

そして、Aに、素早くキスをした

この調子だと、
夜まで、俺、大丈夫だろうか……

そんな思いで、目的地まで、車を走らせた