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会いたくて ページ12
中島「ねぇ 櫻井、どうした？」
翔「別に……」
口ではそう言いながらも、
昼間、上司に言われた一言を、引きずっていた……
悔しさと、ムカつくのと、その日は入り交じった状態だった……
仕事が終わり、退社したビルを後に、駅に向かう
中島「別にって、顔じゃないじゃん(笑)
よかったら、飲みに行く？ん？
中島が聞いて差し上げよう」
入社した時から、比較的、同期同志は、仲がよくて
特に中島とは、１年、支店研修を終えて、
今年、
本店営業部に配属されてから、
こうやって、
時々、こんな感じで飲みに行く
もちろん、そこに恋愛感情は無い
でも、その日は
感情が、イライラしてたんだ
Aが恋しくて
Aを抱きたくて……
Aを……
でも
そんな日に限って
Aからのメッセージは
"ごめんね、今週末、残業になるかも"
で、仕方ないとわかってても、さらに、
俺をイラつかせた
翔「中島……、今日、俺んちで、飲まね？」
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作者名：紫姫
| 作成日時：2015年12月26日 9時
