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Devil's little smile １ ページ1
翔「Aをどこへやった……
なぁ……潤、答えろっ」
思わず声を荒げてしまう
彼女が姿を消して３ヶ月……
彼女のマンションも、もぬけの殻
彼女の会社は、欠勤中
目の前の潤から、
フッと笑みが溢れる
俺は無意識に胸ポケットのボールペンを触る
潤「ククッ、家にいるよ。
今朝は、機嫌がいいみたいだったよ。
翔さん」
腹の中が熱くなるのを感じる……
潤「Aはね、
翔さんのお陰で、今……
かごの中の鳥だよ」
拳を握りしめる
ニッコリ微笑む潤は、
天使のような子供の頃の面影を残すが、
こいつは
天使なんかじゃねぇ……
こいつの微笑みは……
悪魔の微笑み……
Devil's little smile……
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作者名：紫姫
| 作成日時：2015年12月26日 9時
