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俺は、一通り話すと
「は？それって、私出てけってこと？」
「まぁ・・うん、平たく言うと
そうなる」
しまったなぁって思いながら、チラっとさとみをに上げる形で見ると
ニヤッと笑ったさとみ
「ようやくその気にになったか、櫻井っ」
「は？てか、なぜ呼び捨て？」
「あはは、いや、だってさぁ、
本当もどかしいんだもん」
そう言って俺を見た
「ごめん」
俺が謝ると
急に真面目顔つきで
「でもさ・・・ごめん翔
それはできない」
「え？」
予想もしなかったこの答えに
俺は唖然とした
「だって、そうでしょう
そもそも、卒業ももしかしたらさせて
貰えなかったこの状況の中で
ようやく、学校に復帰させてもらえたんだよ
あまり言いたくないけれど
それ、誰のおかげだと思ってるの？」
そうだ
後期が始まる前に、さとみがリンのご両親を説得させたのは確かだ
「わかってる、それは
さとみが、リンを連れ戻してくれたのは・・・」
「私、ご両親を裏切れないわ」
・・・
「わかってるって
でも、俺もこの先の将来のことを考えたら、
行動を起こさなきゃ。だって・・・
あと数か月で俺ら卒業だぜ」
「・・・」
「俺は悔いが無いように、ありとあらゆる
可能性を探す」
・・・
「いや、待って翔
別に、一緒に住まなくても・・・」
「思い出を作りたいんだ・・・」
・・・
「翔それってさ、
もう、諦めてんじゃん」
「諦めてねぇよ、
だた、この瞬間も大事にしたいだけだよ・・・」
俺が力なくそう言った
おそらく、この時の俺はわかってたんだと思う
リンを東京に引き留めることはもうできないって・・・
でもそれを、他の人から言われたくはなかったんだ
それが現実だと
つきつけられたくなかったから
「はぁ・・・わかった、
今度、リンと３人で話そう？
私が、リンと一緒に住んでるカモフラージュは作っておかなきゃいけないから・・・」
「ありがとう、
ごめん、卒業間際にまで迷惑かけちゃって」
俺はさとみの顔を見た
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
