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「今開けるね」
そう言って、リンがボタンを押す
そして、俺を見て
困った顔をしたリン
「何？誰？」
「・・・さとみ」
「は？」
「近くまで来たから酔ったんだって、
ピッチ段度か鳴らしたけど、私気づかなくて・・・」
「は？」
俺の面倒臭い勘は当たってしまう
とりあえず、俺は、気持ち半ばにして、
反応してしまった身体を静めるために
天井を見上げ、深呼吸をする
が間に合わず、
２度目のチャイムがなってしまう
とりあえず、俺は、ソファーに座り
そこにあったクッションを、自分の上に置いた
最悪だ
リンが慌てて玄関に行く
あぁ、もうどうして俺っていつもこうなるんだ？
しばらくすると、玄関の方から、聞きなれた声
「え？何？翔来てるの？」
素っ頓狂な声が聞こえる
そして、そのまま、リビングに入ってきたさとみ
「翔
ひさしぶり〜
って言っても、試験以来？」
「あぁ・・・」
俺は、そう、そっけなく答え
ソファーのヘリで頬杖をついた
すると、俺に近づいて、
ジッと見た
俺は
思わずのけぞり
その視線をかわす
ふーん
ふんふん
と頷いたさとみ
「ごめーん、もしかして、お取り込中だった？」
とわざとらしく聞く
「んなことねぇし・・つぅかさ、・・」
と言い返そうとすると
「いいの、いいの隠さなくても、
バレバレだから」
「んだよ」
「翔？」
「んだよっ」
「口紅ついてる」
「え？」
俺は、思わず、手でぬぐう
「はいっ、ひっかかった、
ついてないわよ」
「おまっ、おまえさぁ」
動揺する俺に対して
大笑いするさとみ
「ったく・・・おかんかよ」
「あー、それ聞いたテッチから
お赤飯でしょ、翔のお母さん最高」
すると、リンが、
「え？何？」
と、聞いてきた
しまった、そう、リンには、この話をしていない
「なんでもねぇよ」
「え？リン当事者なのに知らないの？」
「もう、まじでおまえさ、いらない事言うなって」
リンが不振そうに俺を見る
「いや、違うって、そんな大したことじゃないから」
なぜか言い訳をしていまう俺
「あはは、リン、
初めて翔の家行った時さ、
翔のお母さんに会ったでしょ」
「うん」
「あれね、翔のお母さん、全てバレてるから」
・・・
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
