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「ていうか、リン
あ、いや、彼女の事知ってるの？」
「まぁなんとなく、噂では？
それがねぇ、まさか翔がねぇ・・・ふーん」
「だから、違うって」
「でも、少し安心した、
あなたのことだから、
どんな子と付き合ってるんだろって思ってたけど、
これは予想以上だったわ・・・」
「つぅかさ、
さとみと言いさ、
何？リンの何を知ってるの？」
「あら、やだ、翔ちゃん二股なんて、
お母さん許さないわよ」
「違うわ。さとみはただの友達だわ」
「なんだ、そうなのね
お父さんにも報告しとこう」
「しなくていいって、違うんだって」
そう言いながら、完全に俺を無視して、リビングに入る母
立場上言い返せない俺
「翔ちゃん、嘘ついてもダメよ
口、リップついてるわよ」
「・・・え」
俺は、慌てて手でそれをぬぐうと、
微かにリンの薄目のリップがついた
・・・
「もうやだわ〜。
玄関で手なんか繋いじゃって
翔ちゃんもオトナになったのねぇ」
「だから・・・」
そう言うと
お袋は俺を見た
でも、それは、今までからかっているような目では無くて
真剣な眼差しだった
俺も幼き時からわかるこの感覚
母がそんな目をするときは、大切なことを伝える時だ
「翔ちゃん、お母さんもわかってる、
翔ちゃんはもう、オトナだって・・・
女の子とお付き合いするのも反対はしない
それも立派な成長だとお母さんは思うの。
でもね、これだけは、親として言わせてちょうだい・・
いい？
女の子は、翔ちゃんが思っている以上にデリケートな身体なの、
壊れ物と同じ
お母さんの言ってる意味わかるかしら。
だから、責任がキチンと取れる行動をしなさい。
そして、もし、何か困ったことがおきた時はすぐにお母さんやお父さんに相談すること・・・
わかった？」
母は何もかもお見通しだった・・・
リンとセ．クスするような関係であることも
全てわかっての
この発言だったんだと思う。
あとにも先にも、
母が、俺に恋愛に関して注意したのは、この時だけだった
まだ１８だった俺
オトナにも子供にも微妙な年齢
「さて、お赤飯お赤飯」
「は？なんでだよ」
「だから、お祝い」
「いらねぇわ」
・・・
・・・
俺も反抗期なら、
母も反抗期・・・・
が徐々に薄れていったのも、
これくらいの時だった・・・
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
