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会えないとわかると、途端に会いたくなる
これだけは、去年の夏よりも
もっと
いろんな意味で、お互いを知ってしまったために
心だけでなく、
身体すら求めてしまっていた
そして、
離れていることの不安
これも、夏よりもずっと大きかった。
まぁ、俺に関して言えば、
別にこっちで、他の女とどうのこうのということはないのだけれども
俺は、どうしても、
そのリンの元彼が、気になって仕方がなかった
そもそも、あんな簡単な別れ方をしている、リン
そして、明らかに
時間を追うごとに、綺麗になっていくリンを、
元彼がそのままにしておくだろうか・・・
さすがに、それを口にするのは恰好が悪いので、黙ってはいたけれど、
電話では
それとなしに
お互いのその日の出来事を、話すようにしていた
ただ、俺の中で
前に言っていた約束をより一層考えるようになったのも事実だった・・・
リンは俺の女だという確証が欲しかった・・・
リンが東京に戻った次の日
俺は、家を出てJRを乗継、国立へ向かった、
そのころは、今みたいにグーグルなんてものはなく、
着いたら、リンに連絡してそこから案内をしてもらう
まさに、リアルナビシステムで、向かったんだ
と言っても
駅にでて、すぐ
街路樹をただひたすら、まっすぐ１０分ほど歩くだけに、迷いようがない道順だったんだけど
俺は、駅、南口を出たところに
ファーストフードがあり
その奥にスーパーが見えた
俺は迷った挙句
スーパーに寄り
お菓子とコーラを買い
言われた通りに向かった
俺の地元と同じような雰囲気、
落ち着いた街だった
しばらく、南にまっすぐに歩いていくと
一橋大のキャンパスを横目にそれも過ぎる
俺は幼稚舎から
ずっと同じ学校にいるため、
今まで、他の大学とのことなんて、気にすることもなかった
でも、よくわからないけれど
その門の前を歩くだけで
少し、自分がよそもの気がして、
妙に緊張した
ただありがたいことに
当時かなり目立つような風貌だった俺でも
この辺りまで来ると、
俺のような大学生らしきヤツばかり歩いているので、
深くキャップをかぶって、
それに紛れて、さらに進んだ
そこから、少し行った所だろうか・・・
リンが住んでいるというマンションの前に立った
俺は振り返ると
そこに俺ぐらいの年のやつがちらほら
街路樹の下を歩いていた。
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紫姫(プロフ) - さとさん» こちらこそ、いつもありがとうございます。あは二人の時間、少しお預けしてみましたw (2019年8月6日 5時) (
レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» 今回はイチャイチャ、中断してみましたw少しずつ、りんちゃんの秘密開けていきたいと思います (2019年8月6日 5時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
さと(プロフ) - 最後の さらばでござる〜はとっても かわいいデス！せっかく2人の時間だったのに残念でした。いつも更新ありがとうございます。お体ご自愛ください。 (2019年8月4日 21時) (レス) id: 97bb53cb68 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - イチャイチャしてたのに中断させられて、またまた波乱の予感がする。どうなるの〜。毎日暑い日が続きますが、お身体には気をつけてくださいね。リンちゃんにはまだ謎があるのかなぁ…気になる。 (2019年8月2日 20時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» その長いトンネルも気がつかず、鹿の王国まで行ってしまって、まさかの終点。やってしまいましたよ、トホホ (2019年7月31日 23時) (レス) id: 798db29bb2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年7月20日 15時
